2010-12-31

祝! 100回超えました!!

やったー!!!
100回目の記事です!!!
何とか今年を100で終わりたくて、
ここ数日はけっこうあせっていました。
終わりがけにバタバタするのは、わたしの悪い癖です。。。

それにしても、
三日坊主のわたしが、よくここまで続いたと思います。
これも、読んでくださるみなさんのおかげですね。
コメントをくださった方々にも、本当に感謝しています。




今日は、サンパウロで一番の大通り、アヴェニーダ・パウリスタに行って
カウントダウンイベントを見てきます。
イルミネーションや花火で、毎年すごく盛り上がる場所だそう。
                                                             
ブラジルの年越しは、
上も下も白い服で迎えるのが定番だそうです。
真っ白な気持ちで新年を迎えるためかな。
それから、海岸に行って波を7つ飛び越えると幸せになれるとか
いろんなジンクスもあります。
                                                             
ブラジルで年越しをするなんて…。
そう考えると、
2010年は本当にいろいろあったなと実感します。

                                      
今日はブラジル色のネイルで
ブラジル流カウントダウンを
しっかり楽しんできます♪

                                      
                                                             
                                      
                                      
それでは…
2010年中はAngelicaのブログをご愛読くださり、本当にありがとうございました。
2011年も、どうぞよろしくお願いします。
                                                             
みなさんにとって、新しい年が明るく楽しいものになりますように。。。

たこたこ あがれ

近所の少年たちが、最近よく凧揚げをしています。

日本ではお正月の遊びというイメージが強いですが、
年末に行うことが多いみたいです。
新しい年の幸せを願う、という意味は同じなのでしょうか。




アパートの窓から見えた
2つの凧。
すごく高いところまで
揚がっています。
                              
わたしの部屋は8階なのに、
さらに見上げないと撮れないくらい
高かったです。
                               
                               
小学生のときは凧づくりをよくやったけど、
それ以来あんまりやってないなぁ。
                                                             
でも、凧を見ていると、
来年もがんばろうという気持ちになる気がします。
2011年もいい年になるといいなぁ。
                                                            
                                                            
♫♪たこたこあがれ 風よくうけて
 雲まであがれ 天まであがれ♪♫

2010-12-30

お正月の準備

今日は、リベルダージに行ってきました。
おもちを買うためです。
何となく、おもちを食べないと新しい年が来た気がしないので。


お店に着くと、すごい人。
お客さんは日系人が多いですが、そうでない人もたくさんいます。
みんな、お醤油とか日本のお菓子とかを大量買いしていました。
日本食は、とても人気があるのです。

人をかきわけかきわけ、おもちコーナーにたどり着くと…
予想はしていましたが、やっぱり高いです。




この鏡餅、
左のがR$55(約2700円)
右のがR$75(約3700円)です。

調べたら、
日本で買うよりも
約1000円高かったです。





                                                             
ブラジルでは、輸入品がものすごく高いです。
これはさずがに買えないなと思い、切り餅をちょこっとだけ買いました。

リベルダージでは、新年にお餅つきが行われるようなので
時間があったら行ってきます!!

あったらいいな

ブラジルになくてアルゼンチンにあるもの。
たくさんあるけど、
中でもブラジルに「あったらいいな」と強く思うものは・・・


カフェです!!


軽い感じのランチョネッチやドーナツショップはたくさんあるけど、
コーヒー一杯で長くくつろげるカフェには
ブラジルでまだ出会ったことがありません。
コーヒーの国なのに、なんでかなぁ。

その点、ブエノスアイレスには3歩歩くとカフェというくらい
あちこちにあって、しかもけっこう夜遅くまで開いています。
今回の旅で、いろんなカフェに入ってコーヒーを飲みました。
創業150年以上のCafe Tortoneという老舗にも行ってきました。







お店に入ると
コーヒーのいい香りが。


天井が高くて広々したこの店では、
タンゴのショーも
行われるようです。




今回、このカフェに来た目的はモーニング。
朝8時からの営業時間に合わせてやってきました。
たくさんメニューがあって迷った末、
コーヒーやジュースやサンドイッチがセットになったものを頼むことにしました。

テーブルに運ばれてきてびっくり!!





まずケーキからやってきました。

日本のランチとかだと
通常の半分くらいの大きさに
カットされたケーキが出てくることが
多いですが、
普通にめっちゃでかい。。。





この後、コーヒーとジュース、そして大量のホットサンドがきました。
朝からこんなに食べる人がいるんだろうかと不思議になるくらいの多さでした。




これは別のセットメニュー。
クロワッサン、トースト、
ホットサンドに
さらに別の種類のパン。

軽く3人分くらいあるかな。







                                                             
このモーニングには本当に驚きましたが、
朝からおいしいケーキとコーヒーで、ゆっくり幸せな時間が過ごせました。


ブラジルにもカフェがあったらいいのになぁ。。。

絵になる!!

アルゼンチンは、
街並みがとても美しくて絵になるなぁと感じる場所がたくさんあります。







夕暮れ時に
芝生の上で歌う人と
その周りで自由な感じで
座って聴いてる人たち。











インテリアショップや
レストランが集まっている
かっこいい建物。

ここの一角にある
巻きずし専門店で
軽い夕食を食べました。
巻きずしもおしゃれだった♪






                               
地下鉄の中。
車内の色と電気の感じが
何ともいえないレトロ感を
出しています。


ボカ地区は、
たくさんのカラフルな家が
並んでいて、
歩いているだけで
テンションが上がります。
近辺には
絵や小物の露店がたくさん出ていて
その雰囲気もまたよかったです。




                                                             
アルゼンチン、すてきです。
絵になります!!

CD買いました

ブラジルの街を歩いていると、明るい音楽がよく耳に入ってきます。

でも、歌手や曲の名前が分からないので
お店に入ったときに「いい曲だな」と感じると店員さんに「誰が歌ってるの?」と
最近よく聞くようにしています。

昨日、CD屋さんにいく機会があったので買ってみました。
前にライブに行って感動したサンバの有名な歌手の曲がたくさん入っているオムニバスと
CD屋さんで流れていた曲を、「誰の曲?」と聞いて探してもらったものです。
写真の右下のは、
一緒に行った友だちが買ったものです。



ブラジルの音楽は明るくて
聞いていて心地いい曲が
多いので好きです。

お客さんの声が入った
ライブのCDもたくさんあって
みんな音楽が好きなんだなと
伝わってきます。
似たような曲が多いけど、
歌詞の意味がちゃんと分かったら
違って聞こえるのかな。




今日買ったのはセール品なので500円くらいで買えました。
あんまり贅沢はできないけど
少しずつ増やしていこうかと思っています。

2010-12-29

旅の思い出

今日、3本目のアップです。 がんばります。


限られた人生の中で、
行ったことのない場所に行って
食べたことのないものを食べて
見たことのないものを見たいなぁ…とよく思います。
食わず嫌いはもったいないです。

そして、旅行はそんな新しい体験が一度にたくさんできるから好きです。



アルゼンチンでは、
タンゴのショーを見ながら
食事ができるレストランが
たくさんありました。

フォーマルな劇場から
カジュアルなお店までいろいろです。

タンゴを間近で見たのは初めてですが
かっこいいなと思いました。




アルゼンチンのレストランは、
日本では考えられないくらい、注文してから料理が出てくるまでの時間が長い!!
でも、タンゴを見ながらゆったりと時間の流れを楽しむことのできるこの国に
すごく魅力を感じました。





大きなお肉を
毎日のように食べる生活も
初体験でした。

大きすぎて、
見ただけでお腹がいっぱいに
なりました。。。
「厚さ」というより「高さ」と言った方が
合っているかも…。
それくらいでかかったです。





イグアスの滝で見た虹は、
今までの人生で見た中で
いちばん大きかったです。
                               
二重になった虹や
ほぼ円になった虹も見られて
すごく感動しました。

                               
                               
 
                              
そして、初めて外国で誕生日を祝ってもらいました。
カフェでわたしが注文したケーキにキャンドルが乗せられてきてびっくりしました。


                                   
大好きなドーシ・ジ・レイチのケーキが
さらに特別なものになりました。
                                   
他にも、
わたしのニックネーム「Angelica」と
同じ名前のワインを用意していてくれて、
嬉しさよりも驚きの方が大きかったです。




誕生日は約3週間後なので、ワインはその時にゆっくり味わおうと思います。
みんなありがとう。


生きているうちに、あとどれだけ旅行できるかわからないけれど
できるだけたくさんの場所に行ってみたいです。

三国国境地点!?

今回の旅行では、ブラジルとアルゼンチンの他に、実はもう一か国行ってきました。


アルゼンチンのある場所から、右手を見るとこんな風景が見えます。




大きな建物の右上あたりに、
下半分が黄色で
上半分が緑色の塔が見えるのが
わかりますか??

そう。
川の向こう側はブラジルです。







そして、同じ場所から左手を見ると、こんな風景が見えます。






左上の方に、
下から順に青・白・赤に塗られた
塔が見えます。

これは、パラグアイの国旗の色です。
川の向こうはパラグアイなのです。





イグアス川とパラナ川の合流地点が、
ブラジル・アルゼンチン・パラアグアイの三国国境地点になっています。

イタイプーダムのツアーバスのルートには、
パラグアイの領域に入っている部分もあるそうです。
でも、パスポートは要りません。
知らないうちに、パラグアイとブラジルを行き来してきちゃいました。


3つの国の境がすぐそこに見渡せるなんて、
島国日本からすると、ちょっと不思議な感じがします。
とても貴重な体験ができました。











みんなで記念撮影。




すごい!!滝とダムの迫力

旅行からサンパウロに帰ってきて思ったこと、
それは寒い!!ということです。

イグアスの滝もブエノスアイレスも、ものすごく暑かったです。
写真は公開できませんが、今わたしの腕と背中はたいへんなことになっているのです。
イグアスで急に日焼けしすぎたせいで、色がまだらな上に皮膚がめくれてきています。
こんなの小学生以来だ…。



さて、こんなことを言いつつも。。。
イグアスの滝は日焼けしてでも見る価値は絶対あります!!!
水の勢いに圧倒されて、「すごい」としか言えない状態で時間が過ぎていく感じです。





















個人的には、滝がすぐ近くで見られるアルゼンチン側の方が好きですが、
全景が見渡せるブラジル側を最初に見たからこそ、
アルゼンチン側からの観光がより楽しめたのかもしれません。

滝の近くまで行けるボートにも両側で乗りました。
ブラジル側は、レインコートを着て臨みました。
カメラをジップロックに入れて、滝中での撮影もやってみました。
結果、あまり濡れることなく撮影もまあまあちゃんとできました。

アルゼンチン側はかなり濡れるようなので、覚悟を決めて水着で乗りました。
カメラも無しです。
ブラジル側よりも滝に接近して、頭から水をかぶってずぶ濡れになりました。。。
防水カメラがあるならいいけど、ジップロックでの撮影は厳しいかなと思います。

臨場感あふれる撮影をしたいならブラジル側、
滝の迫力をとにかく感じるならアルゼンチン側、かな。
今度行く機会のある方は、ぜひ両方のボートを試してみてください!!






あと、アルゼチン側では
ハナグマ、蝶、猿など

動物にも出会えるチャンスが
多いと思います。

河をゆっくりと下りながら
ワニや鳥を見られるツアーも
とっても気に入りました。





イグアスの滝は、とにかく自然のすごさを体感できる場所です。
そして、近くにあるイタイプー・ダムも見に行きましたが、
ここでは自然に負けないくらいの人間のすごさも感じました。





ブラジルとパラグアイの
共同事業として建設された、
世界最大の水力発電所です。

水の排出量は、
イグアスの滝の約30倍!!!
すごいです。








電線がどこまでも続いています。
パラグアイの消費電力のほとんどを
このダムがまかなっているらしいです。

「地球の歩き方」によると、
発電機がすべて稼働すれば
世界一の総出力発電所になるとか。





詳しいことは、右のリンクリストにあるターニャのブログ、
「南米イグアスの滝便り」を読んでください!!
滝についてもダムについても、現地ガイド顔負けのすてきな情報満載です。


見る時季や天気によって全く雰囲気が変わるらしいので
いつか、もう一回訪れてみたいです。

2010-12-27

帰ってきました

9日間のイグアス&アルゼンチン旅行からサンパウロに戻ってきました。


こちらでの活動が始まってから、初めての国外旅行。
時間が足りないくらい楽しかったです。



ブラジルとアルゼンチンの境がある
一本道を通りました。
手前は黄色と緑のブラジルカラー、
その向こうは
水色と白のアルゼンチンカラーです。

たった一歩で違う国に行けるなんて
とっても不思議な感じがしました。








イグアスの滝は、
2日間かけて満喫してきました。

ずっと見ていても飽きないくらい
魅力いっぱい。
水の威力に圧倒されっぱなしでした。









ブエノスアイレスでは、
牛肉と赤ワインを
しっかり味わってきました。


同期の仲間にも
久々に会えてよかったです。





とても充実した旅行になったのは、
カルロス先輩の綿密な計画と
ターニャの貴重なイグアス情報、
一緒に旅した同期メンバー、
そしていろいろ案内してくださったアルゼンチン組のみなさんのおかげです。

9日間でたくさんの場所を訪れ、たくさん食べ、たくさん体験してきたので、
これからまたアップしていきたいと思います。

2010-12-19

☆臨時休業のお知らせ☆

今日から、旅行に出かけてきます。
イグアスの滝と、ブエノスアイレスです。
何人かの同期にも会う予定なので、今からとても楽しみです♪

帰ってくるのは27日。
それまで更新はストップします。

では、行ってきます!!

2010-12-18

異文化体験

昨日は、ちょっと行動範囲を広げていろんなところに出かけてみました。






まず訪れたのが、リベルダージにある
「日本民謡協会」です。

先日の紅白歌合戦で知り合った
三味線の先生に会いにいったのです。

三味線を教える人と習う人が
ブラジルにいるなんて思ってなかったので、
興味津々です。








三味線の音は好きだけど、触ったことすらありません。

それに、中学のころに初めてギターを弾いたときの感想と言えば、
指は痛いし爪は切らないといけないし・・・。それ以来、弦楽器には縁遠く過ごしてきました。

でも、やってみるとハマります!!!
めっちゃ楽しいです!!!
しかも、先生はギターもすごく上手で、
吉田兄弟の曲(前奏だけ)を一緒に演奏させてもらいました。
わたしはドラムを少しやっていたので、他の楽器と合わせたときの感動は大好きです。
合奏って、やっぱり楽しい!!!





今後、日本語授業も増えるので
定期的に習うかは未定です。

でも、
非日系の生徒さんもいるということで
その様子も気になるところ。
またおじゃまさせていただきたいと
思います。





そして、三味線教室のあとは、北海道協会のよさこいソーランチームです。
                                    
                                    
カラオケで知り合った友だちに
連れていってもらいました。
こちらでも、非日系の方も参加しています。
日本文化は人気のようです。
                               
                               
屋上で輪になって準備運動。
横浜での風景を思い出します。
「きをつけ」と「お願いします」は
ちゃんと日本語で行っていました。


                                    
久しぶりにランニングもしました。
よさこいは体力が必要です。





                                 
18:30くらいからスタートして、徐々に人が増えていき、
最終的には22:00過ぎまで練習しました。
みんなよさこいが大好き。
ここには日本語が分かる方も何人かいるので、
「〇〇はポル語で何ていうの?」という質問ができるのもうれしいところ。
わたしにとっては語学訓練の場にもなりそうです。


←記念撮影。
気さくな方が多く、楽しい雰囲気です。


終わったあとはみんなでマックへ。
ブラジルでは
夜マック好き人口がかなり多いです。

自分のよさこいを鏡で見て、
揺れる二の腕にかなり撃沈・・・!!
ポテトとコーラはやめました。




よさこいメンバーと別れたあとは、サンバチームへ。
Vila Mariaというかなり大きなチームです。
去年のカーニバルでは2位になったそう。
今年最後の練習ということで、会場はそれはそれはすごい人!!!
カメラを持ち込まなかったので写真が載せられなくて残念…。
明け方4時くらいまで練習は行われるそうですが、
さすがに眠くて2時ごろ退散してきました。
いやぁ、ブラジル人は元気だ!!!

日本の文化とブラジルの文化、両方を体感できた濃い一日でした。
外国での暮らしは、
日本文化を改めて見つめる機会と、外国の文化のよさを知る機会を与えてくれるなぁと
思いました。




2010-12-15

14歳の先生

ポルトガル語を何とかしたいと思いつつ、
家だとなかなか勉強に集中できないわたし。
カフェで勉強しようと思って、今日は最寄りのショッピングセンターに行ってきました。

コーヒーを傍らに参考書を読みふけっていると・・・
何やら視線を感じます。

ふと顔を上げると、男の子が微笑んでいました。
ブラジルの人って目が合うと笑顔で返してくれる人がとっても多いです。

わたしが、なぜポル語を勉強しているのかとか、ブラジルに来た理由などを話すと、
彼は、ブラジルの文化や習慣の話をいろいろしてくれました。
環境問題のこと、貧富の差のこと、車の免許のこと。。。
難しい単語の発音練習にも付き合ってくれて、
地下鉄の駅の名前の由来とか若者言葉についても、たくさん教えてくれました。

彼は、
日本は、技術分野でも治安面でも秀でていてすばらしい国だ!!とほめてくれ、
またその一方で、なぜ日本は自殺者が多いのかということを心配していました。
「外国の人たちから見た日本」という視点で考えることって大事だなと思いました。
ポル語の面でもブラジル文化の面でも、現地の人は誰でもわたしにとって先生です。


英語も堪能で、好奇心旺盛な彼ですが、年齢を聞いてびっくり!!
なんと14歳でした!!!
ちなみに、わたしのことを20歳だと思ったと言ってくれました。







彼は、いろんな国の人の
英語の発音の癖を真似する
モノマネも上手で、
すごく楽しかったです。

気づいたら
2時間以上経っていました。






やっぱり、言葉は使わないと意味がないし上達もしません。
多くのブラジル人は、わたしが間違ってもゆっくりでも、じっくり聞いてくれます。
とってもありがたいです。



最近、男子と話すことが多いですが、
年明けには女の子とお買いものに行く予定もあります。
いろんな人とたくさん話して、ポルトガル語のレベルアップに努めたいです!!!

やっときた!!私の夏

今、日本の季節は冬ですが、こっちは夏。
7月に真冬のブラジルに来たわたしにとっては、
去年の夏以来ずーっと秋・冬・春・冬・春と繰り返し、やっと夏が来たという感じです!!!

そして派遣先の学校は、幼稚園以外は夏休みに突入。
日本語の授業もないので、わたしは時間がとってもたくさんあります。
ブラジルでは、夏休みに部活漬けなんてことはありえません。
みんな、家族と過ごしたり、自分のやりたいことをやったりします。

わたしは、日本では土日も仕事に行くことが多かったので、
たまに休日があると、つい家でだらだらと過ごしてしまっていました。
もったいないですね…。
生徒には「時間を大切に」なんて言っておきながら、
実際に自分では実践できていなかった気がします。
もちろんのんびり過ごすことも大事だけど、
日本人は「自分で時間の使い方を考えて生活する」ということが苦手なのかなと思います。




さてさて、
せっかく時間があるのだから、普段なかなかできないことをやりたいものです。
市内にある有名な場所を訪れたり、
ブラジルのいろんな人たちと積極的にかかわったり、
ちょっと足をのばして遠くまで旅行に出かけたり。

そこで昨日は、近所にあるのに今まで行ってなかった「移民博物館」に行きました。
地下鉄でたった2駅のBresser mooca駅にあるのです。
「地球の歩き方」にも載っている有名な博物館です。

…ところが!!!

なんと1年間のリフォーム中で、次に開くのは来年8月だそう。
入り口まで行って、入ろうとしたら門番の方に止められました。。。トホホ。。。




写真や説明文の書かれた壁が
博物館全体を囲んでいました。
壁だけじっくり見て、
中は来年(ブラジルなので8月に開かない可能性大)の
お楽しみということで…。




仕方ないので、かわりにLuz駅にあるピナコテッカに行ってきました。
ここもまだ行ったことがなかったのです。






ここは約4000点もの美術作品が
収められている有名美術館。








大学生団体の見学も
何グループか訪れていました。








個人的には、特別展示されていた
写真展が気に入りました。
過去にはロダンなど有名画家の
特別展も行われていたそうです。
ちょくちょくのぞいてみる価値アリ!!





これから夏休みは1か月くらい続きます。
時間を無駄にしないように、いろんなことを体験したいです。

2010-12-13

紅白歌合戦

2010年もあと少しとなりました。

年末の過ごし方の定番と言えば、日本人なら紅白歌合戦を挙げる人が多いと思います。
その紅白が、実はブラジル日系社会でも毎年盛大に行われているのです。
しかも、いくつもの団体が別々に開催するので、12月は紅白ラッシュです。

昨日(12/12)は、ブラジルNAK(ブラジル日本アマチュア歌謡連盟)主催の紅白でした。




白組の司会は、
カラオケ教室で
お世話になっている先生です。
                               
審査員は
市議会議員から新聞社の社長、
生け花や日本舞踊の協会長など、
すごい方々ばかり!!
演奏はNAKバンドの生演奏!!
さらに照明や音響もバッチリ!!



かなり気合いの入った大会なので、新聞社の取材も来ていました。



写真に写っているのは
ニッケイ新聞の研修生として
一年間ブラジルで働いている
すばらしい若者、宇野さんです。
                               
仕事熱心で聞き上手な彼は、
一日中、カメラとメモを持って
あちこち動き回って
取材をしていました。


                              


で、
わたしが着ているこの緑と白の服は、係用の制服です。
実は、審査員の先生方にリボンをつけたり席に案内したりする仕事をもらったのです。
すごい方々にお目にかかれて、よい経験になりました。

                                                             
そして、肝心の出演者ですが、これがかなりすごい!!
びっくりしました。
前のナマオケのとき以上に、みんな演出にこだわっていてすごく気合いが入っています。
赤・白が交互に一人ずつ歌う形式も、
何曲か終わるごとに、余興のようなものが披露されるのも、
本物の紅白みたいでした。



                               

スクリーンには
歌にちなんだ映像が映し出されます。


歌手の方々は、
衣装もお化粧も完璧だし、
振付までバッチリです。











「百万本のバラ」を歌いながら
本物のバラを観客に配る歌手も。









                               

歌のバックに
踊りや応援が入る演出も
たくさんありました。

                               
この写真の方は夫婦。
旦那さんが歌って
奥さんが踊りで応援していました。



                                 


こんな感じでどの出演者も気合十分ですが、
毎年話題になる小林幸子の衣装のように
ブラジル紅白にも、すごい衣装がやっぱりありました。





①大きな卵みたいな装置が
 舞台の真ん中に登場。







                                            
②歌と同時に両方の羽が
 開いていきます。









 ③大きな花が、頭の後ろから
 出てきました。









④間奏に入ると
 スカートが大きな一枚の布になって
 波のように!!





すごいでしょ。
衣装作りも大変そうだけど、これを一通り練習するのも大変そう。
いったいどのくらいの時間をかけて仕上げたのか気になるところです。
そして、 驚くなかれ、
実はこの装置、全部人力なんです。





こんな感じで
顔まで真っ黒にした男性2人が
必死に布を広げたり
花や羽を支えたりしていました。






下に何人かの歌をアップしたのでお時間のある方はぜひ観てください。
上のすごい衣装の方も登場します。
個人的に、3番目の男の子の声に感動しました。
天童よしみの「人生しみじみ」。非日系なのに、日本語で歌ってすごいと思います。






バタバタしていて写真も動画も撮れなかったのですが、
実はわたしもちょこっと出させていただいちゃいました(笑)バックコーラス役で。
とっても光栄です。

それから、今日は「憩いの園」「希望の家」「こどもの園」といった福祉施設からも
たくさんの観客が来ていました。
「施設の利用者は、毎年この紅白を見ないと新しい年が来る気がしないんだよ。」
と、職員の方が言われた言葉が印象的です。
やっぱり歌は心の励みになるものだと思いました。


今回は白組の勝ちでした。
でも、どの出演者も観ていてとても楽しかったです。

さて、日本の紅白はどっちが勝つのかなあ。。。

2010-12-11

「友だち」はだれ?

ブラジルでは、毎年この時期になると、学校や家族や友だちでプレゼント交換をします。
日本で一般的なプレゼント交換(音楽に合わせてプレゼントを回す方法)とは
ちょっと違う方法があるのです。

その名も「amigo secreto(秘密の友だち)」です!!


☆方法☆
①幹事は、参加者一人一人の名前を小さな紙に書いてクジを作る
②参加者はクジを一つ引いて、自分の「秘密の友だち」が誰かを知る
 ※「秘密の友だち」なので、他の人に言ってはいけません
③各自、自分の「秘密の友だち」に渡すプレゼントを用意する
 ※あらかじめ、全員の希望プレゼントリストを作っておいてもいい。
  金額だけ決めておいて、あとは相手任せの場合もあります。
④プレゼント交換の当日、プレゼントを持って集合する
⑤一人ずつ前に出て、自分の「秘密の友だち」が誰かヒントを出して
 みんなに当ててもらう
⑥誰か分かったら「秘密の友だち」は前に出てプレゼントをもらう


だいたいこんな流れです。
②と③の間に、誰が「秘密の友だち」かさらに分からなくするために
いろいろ小細工をすることもあります。
日本での訓練のとき、語学クラスの最後の授業でこのパターンをやりました。
プレゼント交換より前の日に、「秘密の友だち」宛てに手紙を渡しました。
他の人に代筆してもらって「わたしがあなたの「秘密の友だち」だよ」と嘘を書いたり
わざわざ左手で相手の似顔絵を書いたり。

最終的に誰が本当の「友だち」なのか本気で考えました。
『2o世紀少年』みたい。。。



 
さてさて、
今回わたしの「秘密の友だち」になったのは、今年すごくお世話になったCintia先生。
空手の選択授業を担当している方です。
沖縄祭りに連れて行っていただいたり、空手の授業を見学させてくださったりと、
とっても感謝しています。





プレゼントの希望はパネトーネ。

でも、
日頃の感謝を込めてデコビスケットも
一緒に渡すことにしました。

アイシングで
似顔絵とか、空手のモチーフを
書いたものです。




どうでもいいけど、
粉砂糖が500g入りのしかなくてびっくりしました。
ほんのちょこっとアイシングを作りたかっただけなのに。。。
そしてチョコペンもないのです。
でも、着色料は色数が豊富(赤・黄・青・緑・茶・桃・橙・紫・黒!!)で安いのでうれしいです♪


さてさて、本題に戻って。



このゲームのいいところは、
じわじわとヒントを出して
みんなで盛り上がれるところ
だと思います。

「明るくて、元気で・・・」
とヒントを出し始めると、
みんな「私!!ぜったい私!!」みたいに
すごく盛り上がります。





これは、日本に帰ってから使えるネタだなと思いました。
ヒントにも段階があって、
「男」「女」「メガネをかけている」とかの外見的なヒントは誰でも出せるけど、
「〇〇さんと仲がいい」とか「〇〇が得意」とか「〇〇のファン」などのヒントは、
その人を日頃から見ていないと出せないヒントです。
学級づくりの活動として、学級経営にぜひ役立てたいアイディアだと思います。




そして、
「秘密の友だち」がだれだったのか
わかった後も、
握手したり抱き合ったり
一緒に写真を撮ったりします。
                               
だれが「秘密の友だち」でも
明るく受け入れる雰囲気が
あります。

                               
「秘密の友だち」、Cintia先生と。                               
そしてなんと、
Cintia先生の「秘密の友だち」
わたしだったのです!!
語学授業のときも、
Aliceとお互いに
「秘密の友だち」
びっくりしたのを思い出しました。
ちなみに、かわいい服をもらいました♪



相手のことを考えて、その「秘密の友だち」なら何に喜ぶかなぁと考える時間も
すごく楽しいものだと思います。
                                                             
それに、
2年生のクラスではクリスマスカードを交換していたし、
高価なものでなくても十分楽しめるゲームです。
                                                             
ぜひ、日本に帰ってからやってみたいです。