2012-01-31

目標と共通理解

1月も今日で終わり。

ロープジャンプの記録会まであとわずかとなりました。




去年のチームもそうだったのですが、練習の様子を見ていると、
「ただ集まって決められた時間だけ跳んで終わり」という感じです。

授業でも部活でも、子どもの頃から「課題解決型」に慣れているわたしにとっては、
なんかモヤモヤっとした思いを抱いてしまう雰囲気。。。

何のために今日は練習したの?
どうなったら今日の練習はOKなの?

とついつい考えてしまうのです。




「勝ちたい」、「高得点を取りたい」と口々に言うものの、
そこに達成するまでの小さな具体的目標をクリアしていく習慣はあまりないみたい。

日本のやり方がベストだとは思わないけれど、
ぼんやりした目標に向かって
その目標に近づいたのかそうでないのか分からないまま練習を続けるよりは、
近いところにある達成できそうな目標を積み重ねる方が
練習の中で味わえる喜びも大きいと思います。





そこで、記録表を作って、
一定時間内に跳べた回数を毎日記録していくメニューを取り入れることを提案しました。

具体的数字を示すと、目的意識や意欲も少しは高まるかなぁ。





また、ルールや作戦の共通理解が図れていないなと感じていたので、
下の写真のようなグッズを作りました。




専門用語とか
細かい動作のタイミングとかを
ポル語で伝えるのは難しいです。

ということで、
小さい丸を移動させながら、
具体的場面を想定して
説明できるようにしました。







これなら、
「この人がこうしたら、この人がこうなってここに来る」みたいに
全部「これ、ここ、こっち、この、こう」で完結できる!!


生徒の反応も良かったです(^^)v






専属の先生とコーチがいるので、わたしはあくまでお手伝いなのですが、
できる範囲で伝えるべきことは伝えていきたいなと思います。

2012-01-30

さようなら…

昨日、配属先の校長先生のお宅でシュハスコパーティがありました。



  ★★★豆知識★★
  シュハスコとはブラジル風バーベキューのことで、
  いろんなお肉を岩塩でシンプルに味付けして串焼きにしたものです。
  ブラジルにはシュハスコ専門店がたくさんあるし、
  焼き鳥みたいに、ちょっとミニサイズのシュハスコを屋台で売っている場合もあります。

  川、山、庭などで家族や友だちとバーベキューをする日本人と同じように、
  ブラジル人も家や野外でシュハスコを楽しみます。
  わいわい話しながらつまむ焼き立てのお肉は、最高においしいです。





校長先生の家族が集まっての賑やかな食事会で、
テーブルの上には、シュハスコ以外に
パステウ(パイ)、マンジョッカフライ、サラダなど、たくさんの料理が並びました。




そして、
昨日は大好きなイチゴの
カイピロスカもありました!!

サトウキビで作った
ピンガというお酒に、
果物と砂糖と氷を加えたのが
カイピリーニャ。
そしてこのカイピロスカは、
ピンガの代わりにウォッカを
用いたフルーツカクテルです。





きゃーおいしそう(*^^*)


とテンションが上がって写真をバシバシ撮っていたら、
手元が滑ってカメラを落としてしまいました…!!

今までに何度か落としていたのに何とか壊れずにいてくれた彼女も、
さすがに今度ばかりは本当にお迎えが来たようです。



彼女の最後の仕事が、
大好きな大好きなイチゴのカイピロスカだったというところが超泣ける!! ><
電源切れてるのにずっとレンズが最大限まで出切った状態で息絶えてるのも、
まだ仕事できますよって言ってるみたいで切ないわ~。



幸い、しばらくの間カメラを貸していただけることになったので良かったですが、
このタイミングで壊れるとは…。

4年近く使ったかしら。
寿命と言われればそうかもしれないし、
ブラジルに来てからのシャッター数は相当いってるからなぁ。
イグアスの滝に打たれ、アマゾンの灼熱の太陽にさらされ、よく頑張ったと思う!!






帰国までにぜひ食事でも一緒に、と誘っていただいた今回のシュハスコパーティ。

校長先生一家とだけでなく、カメラとの別れをも惜しむことになった日曜の午後でした(/_;)





2012-01-28

自分の位置の再確認

最近、日本で「生大根ダイエット」なるものが流行っているというウワサを聞きました。

雨期になり、ハイヒールでは外出しづらくなっているので
前に書いた「りんごダイエット」は完全に放棄しております。

ミーハーだなぁと思いつつ、
先日リベルダージに行ったついでに大根を買ってきました。
近所のスーパーには大根は置いてないのです。




さて、
このダイエットは、約6cm分(300g)の生の大根を毎日食べるだけという手軽なもので、
一日のうちいつでもいいし、何かと一緒に食べてもいいそう。

大根を生で食べる方法はいくらでもあるし、
これなら飽きずに続けられそうだわ~と思ったのですが…。

この「生」というところが落とし穴でした。




今は1月。
日本が冬ならブラジルは夏。
そう。大根がハンパなく辛いあの夏!!!

そんなことはこれっぽっちも考えないままに
ダイエット初日に選んだメニューは、禁断の大根おろし。
夏の大根おろしは子どもの頃から苦手でした。

激辛大根おろしを一口食べた瞬間、
「ああ。自分は今、日本の反対側にいるんだった」と気づきました。

何とか我慢して完食したものの、
大根おろしはもう作る気にならず、次の日はスティックサラダにしました。
ゴマ油とかで辛さを紛らわそうとしたけど、やっぱ辛い。
逆に別の辛みを加えたらいいんじゃないかという逆転の発想(?)により、
コチュジャンなど投入してみたものの、みごとに完敗でした。

その後も、
納豆と混ぜてみたり、酢が辛みを消すという情報を仕入れては試してみたりと、
夏大根を生で食べるためにあの手この手を使いました。



そして昨日。
「はちみつ大根」を作りました。
最近のサンパウロは夏と言えども雨続きでとても寒いので、
のどにいい「はちみつ大根」を作ろうと思ったのです。

一晩おいて出てきた大根エキスとはちみつ。舐めてみると甘くておいしい ^^
お湯で割って飲んで、身体も温まりました。
問題の大根も、甘くてカリカリした食感で、おいしい!!



。 。 。 



と、喜んだのもつかの間。
ブラジルの夏大根の辛さを甘くみていました。
喉の奥の方がムカムカしてくる!!
食べたのはこの記事を書く前なのに、今まだ喉と胃の間くらいが変な感じです ><







帰国が迫っていることもあり、自分の中で日本モードが日増しに高まるこの頃。
今回の大根事件は、そんなわたしへの神様からのお告げかもしれないなぁ。
「自分のいる場所をちゃんと考えて、最後までしっかり頑張りなさいよ~」
「地に足の着いた生活をしないとダメだよ~」って(笑)

ふぅ。がんばろ。




それにしても、
残りの大根をどうやって食べようかしら…。

会話教室

毎週土曜日はポルトガル語の会話教室の日です。

昨年8月末にスタートしたので、通い始めてから5か月が経ちました。

どれくらい伸びたかは分かりませんが、
普段の生活のことやブラジルの文化について先生といろいろ話せるので
とても気に入っています。



こんな感じの個人レッスン。

テキスト以外に、
授業で話す内容を
チェックしてもらうこともあります。
とても助かっています^^;





語学って、
覚えるにはすごく時間がかかるのに、忘れるときはあっという間。

日本に帰ったら使う場面が激減することを考えると、なんか悲しいです(/_;)

KUMONと併せて、できるだけ帰国ギリギリまで通いたいと思っています!!




2012-01-27

新学期始まる

今日から生徒が登校し、新学期が始まりました。

日本と違って始業式や入学式はありません。いきなり通常日課です。



さて、新学期のわたしはと言うと…。
帰国時期が間近なので、日本語授業は開講しないことになっています。
ロープジャンプや行事などのお手伝いをしたり、
今まで行けなかった他校の見学に行ったりするつもりでいます。


ですが、
実は2月頭に1コマだけ日本語授業をするというお話をいただいており。。。
1コマだけとなると何をしようか考えてしまうし、
準備期間もあまりないし、
しばらく授業をしていなかったので正直めちゃくちゃ緊張します。

まあ不安要素はたくさんあるわけですが、
やっぱり授業をするチャンスをもらえたことは嬉しいので頑張りたいと思っています。


今日は、
その授業についての打ち合わせを学年主任さんとしてきました。
使う教室も決まって、あとは準備を進めるのみです。



授業が終わったら、また様子をUPしま~す(^^)/

2012-01-23

2012年 初ジャンプ



新学期はまだ始まっていないですが、
今日からロープジャンプのメンバーが登校し始めました。
2月中旬に記録会があるので、それに向けての練習です。


とは言っても、まだ夏休み中。
家族旅行などで欠席する子が多く、練習の条件としては良くありません。






でも、
参加した生徒たちは
集中して練習に取り組み、
長い休み明けにも関わらず
テンポよく跳べていました。

ちょっと安心(*^^*)







現在、
高学年のAチームと低学年のBチームの二組に分かれて練習しています。
Bチームでうまく跳べるようになった子は、
Aチームに入って上級生と一緒に練習するというシステムをとっています。

今日の練習の途中、3年生の男の子がAチームに行くことになりました。
すごく小さくてすばしこい子です。
運動能力が高いのですが、
やっぱりAチームの速いリズムに慣れることができず、ミスを連発していました。
何度目かのミスの後、彼は先生のところへ下を向いて歩いて行き、
「あんなに速く跳ぶなんて無理。もう一回Bチームに戻りたい」と言いだしました。


欠席者が多いため、先生は縄を回しているので手が離せない様子。
そこで、
説得できるか自信はありませんでしたが、わたしは彼と話してみることにしました。
言ったのは、
「大丈夫」、「あなたならできるよ」、「すぐ慣れるよ」、「ミスしてもいいから」といった
簡単なフレーズの連続でしたが、
縄を回しながらそれを聞いていた先生が、「その通りよ」と言ってくれたので
ちょっとは伝わったのかなと、とてもうれしくなりました。

結局その男の子はAチームのもとへ行き、
上級生に混ざって練習を再開しました。
その後コーチの助言もあって、あっという間に跳べるようになった彼は、
さっきまであんなに弱気を見せていたのに、もうすっかり得意気な表情です。

調子いいな~と思いつつ、やっぱりかわいいブラジルの子たち。
こうやって少しずつ声掛けをしていって、
自信をもって跳べるようになるためのお手伝いができればいいなと思いました。





明日は何人来るかなぁ ^^



突然の旧正月

日曜日、cineSESCに行った後に、リベルダージ(東洋人街)まで足を延ばしてみました。

今度の授業のネタ探しです。

デモに引き続き、またしてもびっくりイベントがあることも知らずに。。。




そして、
リベルダージのメインストリートであるガウヴァオンブエノ通りに出てみると
NOOOSSAAAAA!!!!!
またしてもすごい人!!


中国のお正月を祝うイベントだったのです。
今年は1月23日だそうですが、一日早い22日にお祭りが行われたのです。





リベルダージには、
日本だけでなく
中国や韓国のお店も多いです。

普段は鳥居と提灯だけの大通りに、
大きな龍のハリボテが登場。
一気に中国の香りに。










中国語で書かれた看板も、
通り沿いに並んでいました。

大通りにずらっと並ぶ屋台には、
春巻きや餃子をはじめ、
おいしそうな点心がいっぱいです。
なぜか手巻きや天ぷらも。。。

和食だろうが中華だろうが、
あまり気にしてないみたいです。





特設ステージではカンフーや踊りの発表がありました。
いつもお祭りと言えば和太鼓とか演歌ばかりだったので、新鮮な感じがしました。






そして極めつけはこれ!!

紙でできた帽子。
何ていう名前なのかなぁ。
かぶってる人、いっぱい見ました。
なんかかわいい。








授業のネタ探しに来たつもりが、
すっかり中国色に染まったリベルダージを散策しただけになってしまいました。
ま、こういう日もいいでしょう。

突然のデモ行進

日曜日の朝、あまり行動する気が起きなかったのですが、
時間がもったいない!! と気持ちを奮い立たせて出かけることに。

前に紹介したcineSESCに行こうと、パウリスタ大通りへと向かいました。



地下鉄を降り、地上へと続く階段を上っていると、何やら外が騒がしいぞ(゜o゜)
上り切って大通りに出てみると、
NOOOSSAAAAAAA!!!!
すんごい人!!

大通りは歩行者天国になっていて、ものすごい数の人が行進しているではありませんか。
手には、犬や猫の写真が入った看板が。
動物がプリントされたTシャツの人や、実際にペットを連れてきている人もいます。
どうやら、動物愛護のデモのようです。





近くにいた人に聞いてみると、
ブラジルではいろいろなデモが
度々行われるけれど、
今回のは特に
規模が大きいのだそう。

FacebookやTwitterを通して
集まったようです。






先頭も最後尾も全く見えないすごい人数。
こういう風景を見ると、ブラジルは勢いのある国だなと改めて感じます。


メッセージの書かれたポスターを掲げていた3人に、
許可をもらって撮影させてもらいました。





「命はみんな大切」
「動物にだって心があります」
「動物はおもちゃじゃない。飢えや
 寒さや痛み、そして恐怖だって
 感じるのです」

というようなことが書いてあります。








映画館では、
ある日突然6羽のペンギンと住むことになったサラリーマンの話が上映されました。
ペンギンを家族のように育てる主人公と
動物を「物」としか見ていない動物園経営者とのバトルシーンもあり、
朝のデモのこととリンクして、とっても心に響きました。

わたしはペットを飼いたいとはあまり思いませんが、動物は好きです。
人間の心無い扱いのせいで傷つく動物が減るといいです。





朝はベッドから出たくなかったけど、
やっぱり出かけてみるといろんな発見があるなぁと思いました。








2012-01-20

大学生研修会

今日、パウリスタ大通り沿いにある国際交流基金内の会議室で、
「全国大学生サンパウロ研修発表会」という催しがありました。


「全国」というタイトルの通り、会議室には、
ブラジル各地から日本語を学習している大学生たちが集まっていました。
彼らは約一週間の間サンパウロに滞在し、
その間に日本人にインタビューしたりリベルダージ地区(東洋人街)を取材したそうです。

そして今日は、この一週間で学んだことを発表する日でした。




感想を先に言うと、
めっちゃよかったです!!
感動しました。思わず涙が出そうになるくらい。

ブラジリアやリオデジャネイロといった比較的近い地域からだけでなく、
北はフォルタレーザやナタウ、南はリオグランジドスウまで、
本当にブラジル全土から集まってきた学生さんたち。
日本で言うと北海道から沖縄までってことですが、
ただでさえブラジルは日本の23倍もあるので、移動距離は相当です。
サンパウロに初めて来たという学生さんももちろんいました。

サンパウロには日系人も日本からの駐在員もたくさんいますが、
参加した学生さんの地元の多くには、日本語を話す人がほとんどいません。
つまり、
日本語を勉強して「話してみたいな」と思っても、使う機会があまりないのです。
参加者のほとんどは非日系人だったので、家庭でも使うことはありません。

彼らは、インターネットを使ったり日本のドラマを観たりして、
生の日本語に触れる機会を作るために努力しているそうです。

発表はすべて日本語で行われましたが、
準備期間の短さと緊張もあって、
やっぱりたどたどしいし、決して上手な日本語と言えるものではありませんでした。

でも、
頑張って日本語で伝えようとする彼らの姿に、思わず目頭が熱くなりました。
わたしの母国語をこんなに一生懸命勉強して話そうとしている学生がいるんだ!!
と感動しました。

それから、
初めてリベルダージに行って鳥居や日本風の橋を見たこと、
和菓子や納豆を食べたこと、日本語の本が置いてある本屋さんに行ったことなどを、
本当に嬉しそうに話していたのも印象深いです。

「マンガの中でしか見たことがなかった『タコ焼き』を生で見た!!」 とか、
「図書館で漢字がいっぱいの難しい本をもらって、
今は読めないけど、もっと勉強するから10年後には読めるようになってると思う」とか、
彼らの発表を聞いていると、
日本語や日本文化にとても興味をもっているんだなと伝わってきます。
嬉しいなと思います ^^



自分にとっては当たり前になっていることも、
こうした視点を通してみると、すごく新鮮なものに感じられます。





「お弁当」について調べた女の子。

お弁当も日本文化の一つです。
子ども用はかわいくて、
女性用はカロリー控えめで、
男性用はお肉のおかずが多いと
発表していました。











仏壇についての発表もありました。

日本人からすれば、
サンパウロに仏壇店が
いくつもあるということに
驚きですよね。。。










彼は日本酒に関する発表です。

原料となるお米の種類や
飲み方について話していました。
日本酒に興味があるそうですが、
高いので大学生には買えないと
残念がっていました ><







本当によい発表会でした(^^)



ブラジルで生のブラジル文化に触れたり生のポルトガル語を話せるのも、
あと2か月を切っています。
下手でも間違ってても、ここにいられる間になるべくたくさん話したいし、
できるだけ多くのブラジル文化をこの目で見たいと思います。



2012-01-15

新年会

配属先の校長先生は、
毎年一月に親族を集めて新年会を開いています。

一年に一度、
普段はなかなか会えない人たちが、ブラジル各地からサンパウロに集まって、
歌ったり踊ったり食事をしたり。
楽しい時間をともに過ごします。

今年はわたしもその新年会に呼んでいただき、
余興を担当することになりました!!

でも、100人ほどもいる会場を一人で仕切れるか、とっても心配…。
同期に声をかけて、4人が手伝いに来てくれることになりました。
夏休み中なのに、しかもそのうち2人は旅行から帰って来たばかりなのに。
本当にありがたい!!





プログラムは、
三線の演奏に合わせた
沖縄の歌と踊り、
総会でもやった
マルモリと松本ボンボンです。

会場(学校)に着くと、
踊りや音源の確認です。






この新年会の余興は他にもあります。
お餅つき!!

わたしは日本でお餅つきをしたことがほとんどありません。
記憶をたどっても、小さいころに親戚の家で一度やったのと、
教員になってからスキー合宿で雪の中の餅つき大会をしたことが1回。
その2回くらいかなあ。。。




それが、
ブラジルの日系団体の
イベントでは
餅つきがよく行われるのだとか。

日系人の家庭には
臼と杵があることも。

日本では今や
機械が主流なのに!!






日系人の方々は、毎年やっているからか、
手馴れた様子でお餅をついています。

わたしも挑戦させてもらいましたが、、、

お、重い…!!!

あんなに軽そうに見えるのに、
めちゃ難しかったです ><







日本だと、お餅つきをするチャンスは
滅多にないので、
みんなで楽しく参加しました。






中でも
奇妙な掛け声で餅をつく二人は
会場の注目の的でした。

日本ではこんな風にお餅をつくのだと
カン違いされてなきゃいいけど(笑)





お餅つきが終わった後は、わたしたちの余興の時間。



同期で沖縄出身の彼女は、
わたしより6つも若いのに
とっても堂々としていて
会場の盛り上げ方もうまい。
すてきな歌声を披露し、
沖縄の踊りのレクチャーを
してくれました。

校長先生の親族の中には
沖縄にルーツをもつ方が多く、
楽しそうに一緒に口ずさんでくれる
方もみえました ^^





その後は、校長先生のお孫さんたちも一緒にマルモリを踊り、
汗をダラダラ流しながら松本ボンボンを踊って、わたしたちの余興は終了。
途中、アンプの電源が落ちてしまうというアクシデントがあったので、
本気の汗と冷や汗とが混ざってましたが…。



余興の後、
超汗かいた状態で
フォホーというブラジルのダンスに
流れ込みました。

ブラジルの人は、
いくつになってもダンスが上手!!

←左のがわたし。
 難しくてうまく踊れませんが
 楽しかったです♪






で、各家庭から持ち寄ったお料理がテーブルにズラリと並び、夕食タイムです。





お赤飯、炊き込みご飯、
煮物にお寿司。

さすが日系人家庭が多いだけに、
おいしそうな和食がいっぱい!!

あー。
こんにゃくって
こんなにおいしかったっけ。






 

デザートはしっかりブラジル流。

大好物のドースィ・ジ・レイチのプリン発見!!

和食の後にブラジルスイーツって、最強です。






同期4人に助けられて、
新年初仕事、無事終了しました~☆

今年もがんばるぞ!!

2012-01-13

幸せな一日♪

この夏休み中に、ブラジルで二度目の誕生日を迎えます。

今年は日本に帰るし、なんとなく節目の年になるような気がして、
記念に一人でふらりとプチ旅行でもしようと思い、
オーロプレットという世界遺産に登録されている歴史的な街へ行く計画をしていました。




が、、、

年明けすぐに、オーロプレットを含むミナスジェライス州でものすごい大雨が降り、
死者が出るほどの大洪水に。
バスターミナルは、機能しなくなってしまいました。

オーロプレット行きを計画していたわたしのもとに、
すぐ予定を変更するようにと事務所から連絡が来たのは言うまでもありません ><




がっかり。。。

別の行き先をネットで探しましたが、
気分はすっかりオーロプレットだったので、あまり魅力的な所を見つけられず。。。





でも、ほら!! じゃじゃーん!!!






旅行をキャンセルして浮いた分で、一日スパに行ってきちゃいました。

代案を探しているときに、
パウリスタ大通りの近くのとあるホテル内にイイ感じのお店を発見したのです!!


ブラジルは世界でもトップクラスの美容大国。
だから、化粧品のお店や美容室やエステサロンの数はハンパないです!!
美意識が高くて、毎週のようにサロンへ通う女性はいっぱいいます。

さすがに毎週は無理だけど、
せめて年に一回くらいは行ってもいいかなぁってことで。




きれいで落ち着いた店内は、
外とはまるで別世界。

いい匂いがする~(#^.^#)






オイルマッサージとか泥パックとか指圧もしてもらって、身体がふわっと軽くなりました。

実は、マラソンで痛めたヒザがまだ治ってないんですよね~。
でもこれでちょっと楽になったかな。




一番感動したのはお風呂!!
湯船が木でできています。
お店の人たちも「Ofuro」と呼んでいました。
すごいなぁ、日本文化は!!
お花とアロマオイルのお湯で、
すごくリラックスできました♪




「何分ここにいていいの?」と聞くと、「20分くらいかな」という返事が。
あぁ…。とがっかりするわたしを見て、
「特別にもう少し長く入っててもいいわよ」と言ってくれました(*^^)v
湯船の傍には、急須に入ったお湯と何種類かのお茶が置かれていました。
この空間は日本をイメージして作られているみたい。
ゆっくりとお湯につかってお茶を飲む。あ~幸せ!!

でも、やっぱりここはブラジル。
お風呂に入るときは水着を着ないといけないのだそう…。
準備していったビキニを着て入りました。

普段はあんなに露出度の高い服を着ているブラジル人女性ですが、
人前で裸を見せるのはとても恥ずかしいのだそう。
日本の温泉文化を信じられないと言います。

いやぁ、わたしからすれば、
あんな下着同然の格好で街を歩く方が恥ずかしいですけどね。





旅行に行けなくなったのは残念だけど、
とっても幸せな一日を過ごせたし、お肌もつやつやになったのでよかったです。
結果オーライってことで☆




そして今、なんとタイミングよく、
「残念だけど、オーロプレットへは行きませんね?」と事務所から確認の電話が。
すべすべになった腕を眺めつつ、「はい。もういいんです。」と答えておきました。



とは言え、まだ現地の水害は続いているそうなので、
早く復旧してほしいなと思います。