最近、日本で「生大根ダイエット」なるものが流行っているというウワサを聞きました。
雨期になり、ハイヒールでは外出しづらくなっているので
前に書いた「りんごダイエット」は完全に放棄しております。
ミーハーだなぁと思いつつ、
先日リベルダージに行ったついでに大根を買ってきました。
近所のスーパーには大根は置いてないのです。
さて、
このダイエットは、約6cm分(300g)の生の大根を毎日食べるだけという手軽なもので、
一日のうちいつでもいいし、何かと一緒に食べてもいいそう。
大根を生で食べる方法はいくらでもあるし、
これなら飽きずに続けられそうだわ~と思ったのですが…。
この「生」というところが落とし穴でした。
今は1月。
日本が冬ならブラジルは夏。
そう。大根がハンパなく辛いあの夏!!!
そんなことはこれっぽっちも考えないままに
ダイエット初日に選んだメニューは、禁断の大根おろし。
夏の大根おろしは子どもの頃から苦手でした。
激辛大根おろしを一口食べた瞬間、
「ああ。自分は今、日本の反対側にいるんだった」と気づきました。
何とか我慢して完食したものの、
大根おろしはもう作る気にならず、次の日はスティックサラダにしました。
ゴマ油とかで辛さを紛らわそうとしたけど、やっぱ辛い。
逆に別の辛みを加えたらいいんじゃないかという逆転の発想(?)により、
コチュジャンなど投入してみたものの、みごとに完敗でした。
その後も、
納豆と混ぜてみたり、酢が辛みを消すという情報を仕入れては試してみたりと、
夏大根を生で食べるためにあの手この手を使いました。
そして昨日。
「はちみつ大根」を作りました。
最近のサンパウロは夏と言えども雨続きでとても寒いので、
のどにいい「はちみつ大根」を作ろうと思ったのです。
一晩おいて出てきた大根エキスとはちみつ。舐めてみると甘くておいしい ^^
お湯で割って飲んで、身体も温まりました。
問題の大根も、甘くてカリカリした食感で、おいしい!!
。 。 。
と、喜んだのもつかの間。
ブラジルの夏大根の辛さを甘くみていました。
喉の奥の方がムカムカしてくる!!
食べたのはこの記事を書く前なのに、今まだ喉と胃の間くらいが変な感じです ><
帰国が迫っていることもあり、自分の中で日本モードが日増しに高まるこの頃。
今回の大根事件は、そんなわたしへの神様からのお告げかもしれないなぁ。
「自分のいる場所をちゃんと考えて、最後までしっかり頑張りなさいよ~」
「地に足の着いた生活をしないとダメだよ~」って(笑)
ふぅ。がんばろ。
それにしても、
残りの大根をどうやって食べようかしら…。
JICAの日系社会青年ボランティア(現職参加)としてブラジルで2年間活動し、2012年3月末に帰国しました。 貴重な経験ができたことを幸せに感じ、ブラジルで体験したことを伝えていきたいなと思っています。 ブラジルに興味のある方やボランティア応募を考えている方などに、少しでも多くの情報を提供できるように書いていきますが、超多忙なのでたま~にしか更新しません…。
2012-01-28
2012-01-05
至福のひととき♪
マラソンで痛めた足がなかなか治りません (><)
あまりハードに動けないので、ここ2,3日は本を読んで過ごしています。
図書館に行ったり、カフェに行ったり。
ブラジルには、ゆっくり本を読みながらコーヒーが飲めるカフェが少ないです。
比較的落ち着いて過ごせるのは、日本でもおなじみのスタバくらいかなぁ。
今日はリハビリも兼ねて、ちょっと遠くのスタバまで行ってきました。
さて、この国のスタバで気に入っていることがあります。
それは、注文したあとに名前を聞かれることです。
「Michiko, 君の頼んだドリンクはあのランプのところで渡すよ」とか
「Michiko, レシートとお釣りだよ」とか言われます。
日本では、カップには注文を間違えないためにドリンク名を書きますが、
ここではお客さんの名前を書くのです。
そして、
黄色いランプの下で待っていると、「Michiko,できたよー!!」と呼ばれます。
わたしのために作ってくれたんだなぁなんて思えて、おいしさも増す気がします。
あまりハードに動けないので、ここ2,3日は本を読んで過ごしています。
図書館に行ったり、カフェに行ったり。
ブラジルには、ゆっくり本を読みながらコーヒーが飲めるカフェが少ないです。
比較的落ち着いて過ごせるのは、日本でもおなじみのスタバくらいかなぁ。
今日はリハビリも兼ねて、ちょっと遠くのスタバまで行ってきました。
さて、この国のスタバで気に入っていることがあります。
それは、注文したあとに名前を聞かれることです。
「Michiko, 君の頼んだドリンクはあのランプのところで渡すよ」とか
「Michiko, レシートとお釣りだよ」とか言われます。
日本では、カップには注文を間違えないためにドリンク名を書きますが、
ここではお客さんの名前を書くのです。
そして、
黄色いランプの下で待っていると、「Michiko,できたよー!!」と呼ばれます。
わたしのために作ってくれたんだなぁなんて思えて、おいしさも増す気がします。
ブラジルには、名前を呼び合う習慣があります。
あいさつをするときも、
「Bom dia(おはよう) !!」だけでなく、あとに名前をつけることが多く、
大人も子どもも、相手の名前を気軽に呼び合います。
はじめは、この習慣になかなか慣れることができず、
しかも相手の名前がすぐ出てこなかったりして困りました。
でも、慣れるとすごくいいなと思います。
名前を呼ぶと、なんだか親しみが増すし、近くに感じられます。
ここでは、人と人との距離が日本よりもずっと近いですが、
これは、気軽に名前を呼び合う習慣があるからこそなのかなと思います。
これはちょっと前の写真。
この時は何故か特別にハートを描いてくれました。
サービス業も、義務感や押し付け感なく行うのがブラジル流。
その時の気分でハート描きたかったら描く!!みたいな。
(だから、店員によってはめちゃくちゃ無愛想な人もいるけど…)
自分の名前入りカップで飲むコーヒーは特別な味がします ^^
そんなコーヒーをお共に好きな本を読むのは、
とても幸せな時間です。
とても幸せな時間です。
2011-12-14
運転手さんも正反対
昨日、こんなニュースを見つけました。
神奈川県のバスの運転手さんが、路線バスを運転中に、
停留所で車内に乗客を残したままトイレに行ったというものです。
なんか、
こんなことがニュースになるなんて、正直びっくりです。
しかもトップページに上がるレベルのニュースになっていました。
個人的には、しょうがないから許してあげればいいのではと思います。
事情があったんだろうし。
「車内アナウンスを入れてからファミレスのトイレに行ったが、
お客さんからは苦情が出なかった」ということ。
そんなの当たり前じゃんと思ってしまいます。
運転手さんだって人間なんだもの。
仕事をちゃんとするのは大事だけど、運転手さんはそんなこと十分承知なはずで、
それでもアナウンス入れてトイレに行く状況って、逆にすごい覚悟が要ったんだと思うなあ。
今の日本のニュースを見ていると、
日本は平和なのか平和じゃないのか、不思議な気持ちになることがあります。
マスコミのネタのチョイスと報道の仕方は、納得がいかないことが多いです。
小さなことにこだわりすぎてると、本当に大事なことが分からなくなってしまうのに。
みんないつも何かを責めていて、逆に正しいことも正しいと言えなくなってる気がします。
ブラジルのバスの運転手さんたち、自由ですよ~。
本当、超自由。
・運転席の窓から買い物をする。
・信号で止まったときに、降車して屋台の串焼きを買いに行く。
・好きな音楽を、音モレを気にせずガンガン聴く。そして歌う。
・大きな声で携帯で話し、爆笑しながら運転する。
・なぜか他のバスと争って、追い抜き合いのレースを展開する。
・停留所で止まるのを忘れてお客さんに指摘され、逆切れして急にアクセル全開。
・車掌さん(彼女)と手をつなぎながら運転する。しかも前を見ずに彼女の顏ばっか見てる!!
もう、笑うしかないです。
だけど、別にブラジルがいいと言っているわけじゃないです。
実際、バスに乗っていて事故るんじゃないかと思った瞬間も一度や二度じゃないし。
でも、
「こうじゃなきゃいけない」みたいなプレッシャー感が漂う日本は、
ちょっと息苦しいのかなあと、冒頭のニュースを読みながら思ってしまいました。
お客さんが第一で、トイレに行くことさえニュースになる日本の運転手さんと、
自分の欲求が第一で、気の向くままにハンドルを握るブラジルの運転手さん。
地球の反対だと、こうも違うものなのかなあ。
神奈川県のバスの運転手さんが、路線バスを運転中に、
停留所で車内に乗客を残したままトイレに行ったというものです。
なんか、
こんなことがニュースになるなんて、正直びっくりです。
しかもトップページに上がるレベルのニュースになっていました。
個人的には、しょうがないから許してあげればいいのではと思います。
事情があったんだろうし。
「車内アナウンスを入れてからファミレスのトイレに行ったが、
お客さんからは苦情が出なかった」ということ。
そんなの当たり前じゃんと思ってしまいます。
運転手さんだって人間なんだもの。
仕事をちゃんとするのは大事だけど、運転手さんはそんなこと十分承知なはずで、
それでもアナウンス入れてトイレに行く状況って、逆にすごい覚悟が要ったんだと思うなあ。
今の日本のニュースを見ていると、
日本は平和なのか平和じゃないのか、不思議な気持ちになることがあります。
マスコミのネタのチョイスと報道の仕方は、納得がいかないことが多いです。
小さなことにこだわりすぎてると、本当に大事なことが分からなくなってしまうのに。
みんないつも何かを責めていて、逆に正しいことも正しいと言えなくなってる気がします。
ブラジルのバスの運転手さんたち、自由ですよ~。
本当、超自由。
・運転席の窓から買い物をする。
・信号で止まったときに、降車して屋台の串焼きを買いに行く。
・好きな音楽を、音モレを気にせずガンガン聴く。そして歌う。
・大きな声で携帯で話し、爆笑しながら運転する。
・なぜか他のバスと争って、追い抜き合いのレースを展開する。
・停留所で止まるのを忘れてお客さんに指摘され、逆切れして急にアクセル全開。
・車掌さん(彼女)と手をつなぎながら運転する。しかも前を見ずに彼女の顏ばっか見てる!!
もう、笑うしかないです。
だけど、別にブラジルがいいと言っているわけじゃないです。
実際、バスに乗っていて事故るんじゃないかと思った瞬間も一度や二度じゃないし。
でも、
「こうじゃなきゃいけない」みたいなプレッシャー感が漂う日本は、
ちょっと息苦しいのかなあと、冒頭のニュースを読みながら思ってしまいました。
お客さんが第一で、トイレに行くことさえニュースになる日本の運転手さんと、
自分の欲求が第一で、気の向くままにハンドルを握るブラジルの運転手さん。
地球の反対だと、こうも違うものなのかなあ。
2011-12-12
ありがとう、さようなら
今日、日本語授業で使っていた教室の大掃除をしました。
黒板をきれいにし、
掲示物を一つ一つはがし、
ロッカーの中の教材を段ボールに詰めました。
明るくて元気いっぱいのあの子たちの笑顔を、
もうこの教室で見ることはありません。
掃除をしながら、
今までの授業を振り返って、何だかさびしい気持ちになりました。
同時に、お世話になったいろんな人の顔が浮かびました。
お礼とお別れ、どんなふうに言おうかなあ。
今の心の中は、二つの思いが半々です。
一つは、「早く日本に帰って、国語の授業がしたいな。
日本のみんなにブラジルのことを伝えたいな」という思い。
もう一つは、
「もう少しここにいて、日本語の授業を続けたいな」という思いです。
帰国まであと少し。
教室だけでなく、心にも整理をつけて
残りの任期を大切に過ごしたいです。
2011-10-22
読書の春
先月末ぐらいから、そう、ブラジルで春が始まってから、
「無性に日本語の活字が読みたくなる病」にかかっています。
ネットでニュースを読んだり、ブログを書いたりはしていますが、
そういう「活字」ではなくて読書がしたくなる、という症状です。
日本で勤めていたころは、
時間がないことを理由にしてあまり本を読んでいませんでした。
国語の教員として本当に情けないことなのですが…。
そんなわたしに、
まさか読書の禁断症状が表れるなんて、思ってもみなかったことです。
幸い、サンパウロには日本の書籍がたくさん置いてある図書館もあるし、
ちょっと探せば古本市などで掘り出し物に出会えることもあります。
また、こっちに来てから電子書籍も利用するようになりました。
紙の本みたいな味は無いけど、読みたいものがすぐ手に入るので便利です。
江國香織や綿矢りさ、浅田次郎などを電子書籍でよく読みます。
今月に入ってから、20冊弱読んだかなあ。
たぶん、今が人生で一番たくさん読書をしている時期なんじゃないかと思います。
ブラジルの学校は、
生徒の下校後に先生が残って仕事をする習慣が無いので、
放課後の時間の使い方にゆとりができました。
さらにサマータイムも始まったおかげで、
午後の読書時間を充実させることができています。
学校に遅くまでなんとなーく残って、なんとなーく仕事をしていた時間が
今までどれだけ多かったことか…。
読書をすると、
知らない世界にたくさん出会えるし、自分の日本語感覚も磨けます。
やっぱり本はいいなあと、今更ながら思い知らされます。
最近読んだ本たち。
ずっと読もうと思っていて
手つかずでいたものも
読むことができました。
真ん中の2冊は
今日新しく買ったものです。
田辺聖子の光源氏シリーズ。
結構おもしろいです。
日本の新刊がリベルダージの書店で売られるまでに、
だいたい3か月くらいかかります。
雑誌なども、やっと9月号が発売になった感じです。
驚くべきは値段。日本で買う値段の2~3倍ぐらいします!!
お財布はさみしくなったけど、しょっちゅう買うわけではないので。
ポルトガル語習得のためには良くないけれど、
日本語独自の表現の美しさに浸ってみる時間は、何ものにも換えられません。
そんなことを考えながら、一人「読書の春」を実践しているこの頃です。
2011-10-04
りんごダイエット開始
今月末に、年一回のボランティア総会が行われます。
同期のみんなに会えるのが楽しみな一方、
とっても恐れていることがあります…。
そう。健康診断です。
体重が過去最高記録を更新し、かなりのダメージを受けた去年。
ベスト体重から10kg近く太ったんだから、そりゃショックも大きいよ。。。
人って短期間でこんなに太れるんだ…って、感心してる場合ではないのだ!!
今年は去年の二の舞を演じずに済むように、
先月から着々と減量に励んでおります。
食事制限と運動を少々。
極端な性格なので、
やると決めたら結構がんばれます。
でも、
その分、健康診断が終わった日には自分への甘さが一気に出ちゃうんだろうな…。
そして、
今月から新たに取り入れたメニューが「りんごダイエット」。
と言っても
りんごを食べるんじゃありません。
ブラジルのりんごは、スカスカであまりおいしくないです。
私流「りんごダイエット」とは
ずばり、ハイヒールを履くことです!!
ブラジルに来て、
ヒールの靴をほとんど履いていません。
で、気づいたんです。
ヒールは筋トレ&姿勢矯正になると!!
まだ効果のほどはよく分かりませんが、
3週間後に期待して、
毎日ヒールで出勤したいと思います。
でも3日目にして既に足が痛い…。
同期のみんなに会えるのが楽しみな一方、
とっても恐れていることがあります…。
そう。健康診断です。
体重が過去最高記録を更新し、かなりのダメージを受けた去年。
ベスト体重から10kg近く太ったんだから、そりゃショックも大きいよ。。。
人って短期間でこんなに太れるんだ…って、感心してる場合ではないのだ!!
今年は去年の二の舞を演じずに済むように、
先月から着々と減量に励んでおります。
食事制限と運動を少々。
極端な性格なので、
やると決めたら結構がんばれます。
でも、
その分、健康診断が終わった日には自分への甘さが一気に出ちゃうんだろうな…。
そして、
今月から新たに取り入れたメニューが「りんごダイエット」。
と言っても
りんごを食べるんじゃありません。
ブラジルのりんごは、スカスカであまりおいしくないです。
私流「りんごダイエット」とは
ずばり、ハイヒールを履くことです!!
ブラジルに来て、
ヒールの靴をほとんど履いていません。
で、気づいたんです。
ヒールは筋トレ&姿勢矯正になると!!
まだ効果のほどはよく分かりませんが、
3週間後に期待して、
毎日ヒールで出勤したいと思います。
でも3日目にして既に足が痛い…。
2011-08-19
父への詫び状
中学生のころ、
父に一冊の本を読むようにと勧められたことがあった。
当時、
人に(特に父に)薦められたものを素直に受け入れることができなかったわたしは
その本に見向きもしなかった。
「死んでも読まない」ぐらいに思っていた。
友だちが持っているかわいい文房具や流行りの歌には敏感だったあのころ。
読まないという姿勢で小さな反抗をするわたしとは逆に、
弟たちはせっせとページをめくっていた。
その後、わたしが高校生、大学生になっても
父は、ことあるごとに「あの本は読んだか」「まだ読んでないのか」と繰り返した。
それがうっとうしくて、
絶対に読むものかとさらに決心を強くしたのだった。
くだらなすぎるギャグばかり言い、お酒を飲んでは酔っぱらって床で寝て、
そればかりかわたしの宿題を勝手に採点することもあった父。
素直に読むなんて、考えられなかった。
だが、
どんなに「読まない」と思っていても
不思議とその本の題名が頭から離れることはなかった。
そして、家族から遠く離れて暮らしている今、
その本が急に読んでみたくなった。
今、読まなくてはいけないような気がした。
竹山道雄の「ビルマの竪琴」。
日本の書籍が多くそろっている図書館や書店を探したが見つからず、
仕方なく電子書籍で読むことにした。
一気に読んだ。
だいたいの内容は知っていたが、
これほどファンタジーの要素が強く表現も美しい作品だとは思っていなかった。
戦争時代の日本人と今の自分とでは、状況が違うけれど、
異国の地にいながら祖国を思うあの部隊の気持ちは、なんだか分かる。
特に、下の引用部分には作者の思いがよく表れていて考えさせられた。
多分、中学生のときに読んでいたらこの部分は気にとめなかっただろう。
「この人は誠実な人です。やや固くるしいほどの責任感をもっていてかげ
日なたをつけるなどということは考えることもできない人でした。隊長が元
気がなくなってからは、隊のことはこの人が中心になってひきしめていま
した。ただ、歌こそは「うたう部隊」の中でいちばん下手でしたが。
この人はもともと下級の勤人だということでした。復員してから一度あった
ことがありましたが、多くの家族をもって、やぶれた家にすみ、色のあせた
服をきて、混んだ乗物にのって勤めにかよって、休むことなく働いていまし
た。あまり顔色もよくなく腹を空かしていたらしいのですが、そんなことは何
もいいませんでした。
私はよく思います。
―いま新聞や雑誌をよむと、おどろくほかはない。多くの人が他人をのの
しり責めていばっています。
「あいつが悪かったのだ。それでこんなことになったのだ」といってごうまん
にえらがって、まるで勝った国のようです。ところが、こういうことをいって
いる人の多くは、戦争中はその態度があんまり立派ではありませんでした。
それが今はそういうことをいって、それで人よりもぜいたくな暮らしなどをし
ています。
ところが、あの古参兵のような人はいつも同じことです。いつも黙々として
働いています。その黙々としているのがいけないと、えらがっている人たち
がいうのですけれども、そのときどきの自分の利益になることをわめきちら
しているよりは、よほど立派です。
どんなに世の中が乱脈になったように見えても、このように人目につかない
ところで黙々と働いている人はいます。こういう人こそ、本当の国民なので
はないでしょうか?こういう人の数が多ければ国は興り、それがすくなけれ
ば立ち直ることはできないのではないでしょうか?」
この作品が出版されてから、もう60年以上が経つ。
でも、ここに書かれていることは現代にも通ずる部分が多い気がして
改めて文学のすばらしさを感じずにはいられない。
さらに、この部分に続いて、
部隊のめいめいが
日本に帰ったあとの生活をそれぞれに思い浮かべる場面があるのだが、
どの兵も、
自分の仕事に誇りをもち、ささやかながら幸せのある生活を望んでいる。
ジーンとしたし、自分の場合はと考えたりもした。
でも、それ以上に想ったのは、
だれを責めるでもなく、こつこつと地道に働く父の姿である。
くだらないギャグのシュールさも、あの頃のわたしには理解できなかっただけ。
実際、大人になってからは、その辺の芸人よりおもしろいと思うようになった。
お酒を飲んで床で寝たくなる気持ちも、今はよく分かる。
「この本を読め」と最初に言われてから15年以上。
そして日本からは20000km離れている。
これだけの年月を経て、
これだけの距離を隔てて、
今やっと、
あのころの父の思いに触れられた気がする。
2011-04-17
切れた!!
左手首に巻いていたリボンが、おととい(金曜日)に切れました!!
このリボンは、横浜での訓練が始まって間もないころに
同じ語学クラスだったSaraがくれたものです。
ブラジルの代表的なお守りの一つで、
願いごとをしながら結び、切れるとそれが叶うと言われています。
文字が書いてあったのですが、
よれよれになって
なにも見えない状態です。
最後は、
パーカーを羽織ったときに
自然と切れていました。
なんだか
あっけない終わりだったなぁ。。。
このリボンを最初に結んでから、もう約一年が経つわけです。
思えばいろいろあって長い長い一年間でした。
でも、過ぎてしまえばやっぱり短いと感じます。
この一年で、何ができたのか。
この一年で、何が身に付いたのか。
たくさんある気もするけれど、なんにもない気もします。
願いごとが本当に叶うかどうかは別として、
時の重みを改めて感じさせてくれたこのリボンに感謝です。
あと一年、がんばるぞ!!
このリボンは、横浜での訓練が始まって間もないころに
同じ語学クラスだったSaraがくれたものです。
ブラジルの代表的なお守りの一つで、
願いごとをしながら結び、切れるとそれが叶うと言われています。
文字が書いてあったのですが、
よれよれになって
なにも見えない状態です。
最後は、
パーカーを羽織ったときに
自然と切れていました。
なんだか
あっけない終わりだったなぁ。。。
このリボンを最初に結んでから、もう約一年が経つわけです。
思えばいろいろあって長い長い一年間でした。
でも、過ぎてしまえばやっぱり短いと感じます。
この一年で、何ができたのか。
この一年で、何が身に付いたのか。
たくさんある気もするけれど、なんにもない気もします。
願いごとが本当に叶うかどうかは別として、
時の重みを改めて感じさせてくれたこのリボンに感謝です。
あと一年、がんばるぞ!!
2011-03-20
言葉の力
書店に並ぶ前から話題になり、賛否両論だった齋藤智裕の『KAGEROU』。
別に水嶋ヒロのファンでもないですが、何となく気になっていました。
ブラジルではまだ買えないので、日本から送ってもらって読みました。

白地に青い十字架が描かれた表紙。
内容も、この表紙のように
明るくさわやかな雰囲気で 、
一気に最後まで読むことができました。
それに、
読むのを少し止めて、わたし自信を振り返ったり考えさせられたりする場面も
何か所かありました。
「すごく泣ける!」というわけではないけれど、
単純におもしろい本だと思うし、読んでよかったと感じます。
ですが、ネットのコメントを読むと、本当にひどい言葉がたくさん並んでいます。
もはや「書評」とは呼べないものばかり。
作者本人はもちろん、そのコメントを読んだ人も不快に思うようなものが多いです。
この本のコメントに限らず、地震に関する書き込みもそうです。
被災地の方々が読んだら悲しむだろうなというものが多々あります。
それらを読んでいるうちに、
わたしが新任だったころに出会った一つの言葉を思い出しました。
人を傷つける言葉は、2倍の力になって相手に伝わり
人を幸せにする言葉は、2分の1の力でしか相手に伝わらない。
人を楽しませたり喜ばせたり幸せにしたりする言葉ほど、難しいと思います。
相手の顔が見えないネット上では言葉が暴走してしまうのも分かります。
でも、
やっぱり言葉は人を傷つけるためにあるのではないと思うのです。
新しい学習指導要領でも、発信者としての言葉の力を育むことが重視されています。
言葉を世界に手軽に発信できる機会が増えていくほど、
自分自身の言葉の力が試されるということ。
別に水嶋ヒロのファンでもないですが、何となく気になっていました。
ブラジルではまだ買えないので、日本から送ってもらって読みました。

白地に青い十字架が描かれた表紙。
内容も、この表紙のように
明るくさわやかな雰囲気で 、
一気に最後まで読むことができました。
それに、
読むのを少し止めて、わたし自信を振り返ったり考えさせられたりする場面も
何か所かありました。
「すごく泣ける!」というわけではないけれど、
単純におもしろい本だと思うし、読んでよかったと感じます。
ですが、ネットのコメントを読むと、本当にひどい言葉がたくさん並んでいます。
もはや「書評」とは呼べないものばかり。
作者本人はもちろん、そのコメントを読んだ人も不快に思うようなものが多いです。
この本のコメントに限らず、地震に関する書き込みもそうです。
被災地の方々が読んだら悲しむだろうなというものが多々あります。
それらを読んでいるうちに、
わたしが新任だったころに出会った一つの言葉を思い出しました。
人を傷つける言葉は、2倍の力になって相手に伝わり
人を幸せにする言葉は、2分の1の力でしか相手に伝わらない。
人を楽しませたり喜ばせたり幸せにしたりする言葉ほど、難しいと思います。
相手の顔が見えないネット上では言葉が暴走してしまうのも分かります。
でも、
やっぱり言葉は人を傷つけるためにあるのではないと思うのです。
新しい学習指導要領でも、発信者としての言葉の力を育むことが重視されています。
言葉を世界に手軽に発信できる機会が増えていくほど、
自分自身の言葉の力が試されるということ。
わたしみたいなちっぽけな国語教師ができることなんて、たいしたことじゃないけれど
それでも
人を幸せにする言葉を発信できる力を授業で伸ばせるよう、努力したいと思っています。
2011-03-01
体調不良
先々週くらい、熱が出た。
仕事から帰って、少し熱っぽいと感じたので体温を測ったら37.8℃あった。
でも、ブラジルに来てから一度も病気になっていないし、
もともと体は丈夫は方なので心配はしなかった。
ただ、翌日も授業が控えていたため、早めに布団に入ることにした。
夜中、ふと目が覚めてもう一度体温を測ると39.3℃になっていたが、
そのまま朝まで横になっていたら翌朝には37.3℃まで下がった。
幸い、悪化することなく、普通に約2週間が過ぎた。
しかし、昨日の朝また急に熱が出た。
家でしばらく休み、様子をみた。
ぼーっとする時間があると、いろいろ考える。
なぜ最近よく体調を壊すのか。
あれこれ考えた後、
それは、甘えることができるようになったからではないかという一つの考えに達した。
任地に着いてから、自分のことを言葉で伝える難しさを常に感じてきた。
何がしたくて、何が言いたくて、何を考えているのか。
自分を自由に表現できないことって、何て苦しいんだろうと思う。
それが、最近では
少しずつ自分の言葉で伝えられるようになってきた。
そして、同時に人間関係も広がってきて、聞いてくれる人も増えた。
「口は災いの元」という諺とは逆に、
ふとした言葉が、いとも簡単に重い扉を開くこともあるのだと感じる瞬間はたくさんある。
実際に、
ブラジル、とくに日系社会では、ちょっとした一言で交友関係がぐんと広がることも多い。
言いたいことを言える喜びと、自分の言いたいことを聞いてくれる相手がいる喜びは、
とても深い安心感を与えてくれるものだと実感するこの頃。
今日、「病気のとき、一人だと炊事もできないでしょ」という校長先生の温かい言葉で、
学校御用達のブッフェ(仕出し屋)の奥さんが、夕飯を作ってくださった。
今もまだ熱は下がってないので、とってもありがたい。

家庭の味のするお味噌汁は久しぶり。
本当においしかった。
仕事から帰って、少し熱っぽいと感じたので体温を測ったら37.8℃あった。
でも、ブラジルに来てから一度も病気になっていないし、
もともと体は丈夫は方なので心配はしなかった。
ただ、翌日も授業が控えていたため、早めに布団に入ることにした。
夜中、ふと目が覚めてもう一度体温を測ると39.3℃になっていたが、
そのまま朝まで横になっていたら翌朝には37.3℃まで下がった。
幸い、悪化することなく、普通に約2週間が過ぎた。
しかし、昨日の朝また急に熱が出た。
家でしばらく休み、様子をみた。
ぼーっとする時間があると、いろいろ考える。
なぜ最近よく体調を壊すのか。
あれこれ考えた後、
それは、甘えることができるようになったからではないかという一つの考えに達した。
任地に着いてから、自分のことを言葉で伝える難しさを常に感じてきた。
何がしたくて、何が言いたくて、何を考えているのか。
自分を自由に表現できないことって、何て苦しいんだろうと思う。
それが、最近では
少しずつ自分の言葉で伝えられるようになってきた。
そして、同時に人間関係も広がってきて、聞いてくれる人も増えた。
「口は災いの元」という諺とは逆に、
ふとした言葉が、いとも簡単に重い扉を開くこともあるのだと感じる瞬間はたくさんある。
実際に、
ブラジル、とくに日系社会では、ちょっとした一言で交友関係がぐんと広がることも多い。
言いたいことを言える喜びと、自分の言いたいことを聞いてくれる相手がいる喜びは、
とても深い安心感を与えてくれるものだと実感するこの頃。
今日、「病気のとき、一人だと炊事もできないでしょ」という校長先生の温かい言葉で、
学校御用達のブッフェ(仕出し屋)の奥さんが、夕飯を作ってくださった。
今もまだ熱は下がってないので、とってもありがたい。

家庭の味のするお味噌汁は久しぶり。
本当においしかった。
…でも、気が緩むとやっぱり体調を崩すというのも実感。
気張らず緩みすぎず、頼るけど頼りすぎずを心がけていこうと思う。
2010-12-31
たこたこ あがれ
2010-10-27
アリかナシか
この間、大きな荷物を持って満員バスに乗りました。
バスには運転手さんの他に、運賃の管理をする車掌さんが乗っているのですが、
その車掌さん(女性)がわたしに席を譲ってくれました。
ああ、優しい車掌さんだなあ。と思っていると…
その車掌さんはおもむろに
満員&大揺れのバスの中、運転手さんの方へ移動していきました。
そして!!
運転手さんと手をつないだりキスをしたり!!!!運転手さん、片手運転です。
そうか。そういうことだったのか。
よく見ると、右手の薬指には同じデザインの指輪が光っていました(笑)
と、こんなふうに
仕事場でも自由な雰囲気が流れているなあと感じることの多い国、ブラジル。
ショップのお姉さんが店内の試供品で化粧に没頭していたり、
私用電話を片手にレジ打ちしてくれるスーパーの店員さんがいたり、
バスの運転手さんは通り沿いの店で窓から買い物したりします。
わたしから見て「ナシ」と思うことも、ここでは「アリ」。
ただの観光なら「興味深い!!」と言って見ていられますが、
働く立場になってみると、けっこう難しいです。
学校では、「自分の中の感覚(日本で教わってきたこと、教えてきたこと)」と
「目の前で起こっていること」のギャップをどう消化するのかが現在のわたしの課題です。
・授業中にガムやアメを食べる
・先生が話しているときに席を立ってゴミを捨てに行く
・授業中よくトイレに行く
・切った紙などのゴミを床に捨てる
・イスの上であぐらをかいたり立てひざをついたりする
・移動教室や下校後の教室が乱れている などなど・・・。
現状を少しは把握して活動に臨んだつもりでしたが、
やっぱり実際にこのような光景を目の当たりにすると、正直戸惑います。
自分の授業が始まる前にいろいろな学年の授業見学をさせていただいたのですが、
どの学年も同じような感じでした。
文化の違いと言えど、やっぱり「それはナシでしょ」と思ってしまいます。
今のところは、
ゴミが出る活動をしたときは「ここに捨ててね」とゴミ箱を持って回ったり、
帰る前に「机を整頓しましょう」と言ったりして
少しずつ伝えるようにしています。でも、果たしてそれが良いのだろうか…。
先日の発音練習では
ガムを食べていて発音できなかった男子に「ガムは授業中だめだよ」と伝えました。
勇気が要りました。
子どもたちは、特別に悪いことをしようと思ってやっているわけではないと思います。
日本語に興味があって一生懸命がんばっているし、大好きな生徒たちです。
わたしが声かけや注意をすると、整頓やゴミ捨てなど素直に行動に移します。
今後、「アリ」と「ナシ」のさじ加減をどう調節していくか考えていきたいと思います!!
バスには運転手さんの他に、運賃の管理をする車掌さんが乗っているのですが、
その車掌さん(女性)がわたしに席を譲ってくれました。
ああ、優しい車掌さんだなあ。と思っていると…
その車掌さんはおもむろに
満員&大揺れのバスの中、運転手さんの方へ移動していきました。
そして!!
運転手さんと手をつないだりキスをしたり!!!!運転手さん、片手運転です。
そうか。そういうことだったのか。
よく見ると、右手の薬指には同じデザインの指輪が光っていました(笑)
と、こんなふうに
仕事場でも自由な雰囲気が流れているなあと感じることの多い国、ブラジル。
ショップのお姉さんが店内の試供品で化粧に没頭していたり、
私用電話を片手にレジ打ちしてくれるスーパーの店員さんがいたり、
バスの運転手さんは通り沿いの店で窓から買い物したりします。
わたしから見て「ナシ」と思うことも、ここでは「アリ」。
ただの観光なら「興味深い!!」と言って見ていられますが、
働く立場になってみると、けっこう難しいです。
学校では、「自分の中の感覚(日本で教わってきたこと、教えてきたこと)」と
「目の前で起こっていること」のギャップをどう消化するのかが現在のわたしの課題です。
・授業中にガムやアメを食べる
・先生が話しているときに席を立ってゴミを捨てに行く
・授業中よくトイレに行く
・切った紙などのゴミを床に捨てる
・イスの上であぐらをかいたり立てひざをついたりする
・移動教室や下校後の教室が乱れている などなど・・・。
現状を少しは把握して活動に臨んだつもりでしたが、
やっぱり実際にこのような光景を目の当たりにすると、正直戸惑います。
自分の授業が始まる前にいろいろな学年の授業見学をさせていただいたのですが、
どの学年も同じような感じでした。
文化の違いと言えど、やっぱり「それはナシでしょ」と思ってしまいます。
今のところは、
ゴミが出る活動をしたときは「ここに捨ててね」とゴミ箱を持って回ったり、
帰る前に「机を整頓しましょう」と言ったりして
少しずつ伝えるようにしています。でも、果たしてそれが良いのだろうか…。
先日の発音練習では
ガムを食べていて発音できなかった男子に「ガムは授業中だめだよ」と伝えました。
勇気が要りました。
子どもたちは、特別に悪いことをしようと思ってやっているわけではないと思います。
日本語に興味があって一生懸命がんばっているし、大好きな生徒たちです。
わたしが声かけや注意をすると、整頓やゴミ捨てなど素直に行動に移します。
今後、「アリ」と「ナシ」のさじ加減をどう調節していくか考えていきたいと思います!!
2010-08-15
必要ムダ by美輪明宏
言葉がうまく通じない人々の中での生活は、なかなか大変です。
でも、うれしいこともたくさんあります。
先週、ある女の子が
「一曲だけ日本の歌知ってるよ。」
と話しかけてきてくれました。
歌ってとリクエストすると
その子の口から聞こえてきたのは『そばにいるよ』(もちろん日本語)。
歌詞の意味は全くわからないけど何度も聞いているうちに覚えたのだそう。
すごくうれしくて一緒に歌いました。
別の日、ある先生が、
「『幽遊白書』が好きだよ。」
と話しかけてきました。
『NARUTO』や『ONE PIECE』が人気なのは知っていたけれど、
まさかブラジルで『幽白』好きな人に会うとは・・・。
飛影の絵を描いたら「Oh!Hiei!!」と叫んでいました。
しかも、オープニング曲を歌えるとのこと。
かなりテンションが上がり、一緒に熱唱しました。
ブラジルに来て、
語学の大切さと同時に、
アニメ、漫画、カラオケ、楽器、ネイル、料理・・・
自分の中にあるこういうものがすごく大事だなあと感じます。
わたしは「広く浅く」タイプなので、
どれもこれも、かじった程度のレベル(多芸は無芸…)だけど、
話のタネ程度にはなるかな。
遊びや文化は、人生には欠かせない「必要ムダ」。
昔に読んだ美輪明宏の本に書いてあった言葉をふと思い出しました。
わたしのことを知らない人たちの中で暮らすのは面白いです。
今まで生きてきた中で、
何を身につけてきたのかを自分で知ることができるし、
逆に「ああ、もっとあれやっとけばよかったなあ」と
小さい自分にダメ出しすることもできるし。

先週、あるクラスを参観しに行ったら
日本のアニメの話で盛り上がり、
絵が得意な子が写真(←)の絵を描いてくれました。
その子は日本の漫画を見て絵の練習をしているそう。
超うれしかったです!!
語学の勉強と同時に、
必要ムダも
これからいっぱい増やしたいなあ。
でも、うれしいこともたくさんあります。
先週、ある女の子が
「一曲だけ日本の歌知ってるよ。」
と話しかけてきてくれました。
歌ってとリクエストすると
その子の口から聞こえてきたのは『そばにいるよ』(もちろん日本語)。
歌詞の意味は全くわからないけど何度も聞いているうちに覚えたのだそう。
すごくうれしくて一緒に歌いました。
別の日、ある先生が、
「『幽遊白書』が好きだよ。」
と話しかけてきました。
『NARUTO』や『ONE PIECE』が人気なのは知っていたけれど、
まさかブラジルで『幽白』好きな人に会うとは・・・。
飛影の絵を描いたら「Oh!Hiei!!」と叫んでいました。
しかも、オープニング曲を歌えるとのこと。
かなりテンションが上がり、一緒に熱唱しました。
ブラジルに来て、
語学の大切さと同時に、
アニメ、漫画、カラオケ、楽器、ネイル、料理・・・
自分の中にあるこういうものがすごく大事だなあと感じます。
わたしは「広く浅く」タイプなので、
どれもこれも、かじった程度のレベル(多芸は無芸…)だけど、
話のタネ程度にはなるかな。
遊びや文化は、人生には欠かせない「必要ムダ」。
昔に読んだ美輪明宏の本に書いてあった言葉をふと思い出しました。
わたしのことを知らない人たちの中で暮らすのは面白いです。
今まで生きてきた中で、
何を身につけてきたのかを自分で知ることができるし、
逆に「ああ、もっとあれやっとけばよかったなあ」と
小さい自分にダメ出しすることもできるし。

先週、あるクラスを参観しに行ったら
日本のアニメの話で盛り上がり、
絵が得意な子が写真(←)の絵を描いてくれました。
その子は日本の漫画を見て絵の練習をしているそう。
超うれしかったです!!
語学の勉強と同時に、
必要ムダも
これからいっぱい増やしたいなあ。
2010-07-16
Pão de açucarの社長とは
泊まっているホテルの目の前に、Pão de açucarという大手企業の会社があります。
主にスーパーマーケットをチェーンで展開している会社です。
格差社会のブラジルの中で、様々な層のお客さんにサービスを提供できるように、
「高級な感じのお店」や「ちょっと安めのお店」など、いろいろな種類のスーパーを
経営しています。すごいです。
Pão de açucarというのは地名でもありますが、直訳は「砂糖のパン」という意味。
で、考えました。
なぜ「砂糖のパン」なのかと。
ふとひらめいたのは、マリーアントワネットのあの言葉。
「パンがないならケーキを食べればいいじゃない」
パンとケーキ。
パンさえ手に入らない人々はケーキなんて食べたこともないはず。
でもそんな現実も知らないで両方食べられる上流階級の人もいる。
そうか!!
甘~い「砂糖のパン」には、
貧困層にもお金持ちの層にも、同じようにサービスを提供したいという
願いが込められているのでは・・・
と勝手に納得。
ですが…
Pão de açucarの社長は実は日系の女性。
苗字を「佐藤」と言います。
「佐藤」「砂糖」…もしや…???
日本で売れに売れているレトルトご飯、「サトウのごはん」。
きっとみんな知っていることでしょう。
その社名に似せて、
「ブラジルで『ごはん』は流行らないでしょ。『パン』の方がいいよね。」
ということで
「サトウのパン」。つまり「砂糖のパン」という社名が誕生したのです。
……という夢を、昨日みました。
真剣に読んだ方、ごめんなさい。
「ですが…」以降はすべて昨日私が実際にみた夢です。
毎朝Pão de açucarの社長が通勤するヘリコプターの音で目が覚めるので、
こんな夢までみるようになってしまったのかなあ。
社名の本当の由来を、いつか知りたいです。
主にスーパーマーケットをチェーンで展開している会社です。
格差社会のブラジルの中で、様々な層のお客さんにサービスを提供できるように、
「高級な感じのお店」や「ちょっと安めのお店」など、いろいろな種類のスーパーを
経営しています。すごいです。
Pão de açucarというのは地名でもありますが、直訳は「砂糖のパン」という意味。
で、考えました。
なぜ「砂糖のパン」なのかと。
ふとひらめいたのは、マリーアントワネットのあの言葉。
「パンがないならケーキを食べればいいじゃない」
パンとケーキ。
パンさえ手に入らない人々はケーキなんて食べたこともないはず。
でもそんな現実も知らないで両方食べられる上流階級の人もいる。
そうか!!
甘~い「砂糖のパン」には、
貧困層にもお金持ちの層にも、同じようにサービスを提供したいという
願いが込められているのでは・・・
と勝手に納得。
ですが…
Pão de açucarの社長は実は日系の女性。
苗字を「佐藤」と言います。
「佐藤」「砂糖」…もしや…???
日本で売れに売れているレトルトご飯、「サトウのごはん」。
きっとみんな知っていることでしょう。
その社名に似せて、
「ブラジルで『ごはん』は流行らないでしょ。『パン』の方がいいよね。」
ということで
「サトウのパン」。つまり「砂糖のパン」という社名が誕生したのです。
……という夢を、昨日みました。
真剣に読んだ方、ごめんなさい。
「ですが…」以降はすべて昨日私が実際にみた夢です。
毎朝Pão de açucarの社長が通勤するヘリコプターの音で目が覚めるので、
こんな夢までみるようになってしまったのかなあ。
社名の本当の由来を、いつか知りたいです。
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