2010-08-27

社会見学

9°(14歳)の生徒たちと一緒に、物理学のショーを見に行きました。

場所はUSP(サンパウロ大学)です。
この大学はブラジル有数の名門校で、一度見学してみたいと思っていたので
お話をいただいたときはとてもうれしかったです。

約2万人の生徒が通うこの大学は、とても大きくて、一つの街のよう。

でも、大学の規模も去ることながら、ショーの内容には度肝を抜かれました。



まずはよくある実験から始まりました。
4人の男子生徒が円になって座って
徐々に体を倒し、
互いに支え合います。
椅子を抜いても崩れません。

                                                                                              
                                                                               
                                                                   会場が拍手で包まれる中、
司会の人が、おもむろに女子生徒を何人か募り・・・



完成した「空気イス」に
次々と乗せていきます。
5人乗りました!!




                                                 
                                                             
実験の発想もすごいけど、
何をやるかわからないのに
「やってみたい人!?」という問いかけにどんどん挙手したり、
指名されたら嫌がらず前に出たりする生徒もすごい。

静電気の実験は、会場全体が手をつないで行いました。
一番端の人が電気を帯びた銀色の球体に触ると、
手をつたって全員に一気に電流が流れるしくみです。
覚悟はしていたけれど、
かなり強烈な電流を味わいました。
日本で同じような実験をしたときとは比べものにならないくらい。
心臓が痛かったです…。

                                                                                                                                      

液体窒素の実験では、
司会の人が
液体窒素に浸してしぼんだ風船を
小さな容器に入れて客席に投げました。
                                            
空気に触れて風船がもとにもどると、
容器に圧迫されて破裂するのです。


会場は、それはもう大混乱になりました。
しかも、容器は1つでなく10以上あったので
生徒は大騒ぎですごいことに…。

他にも、液体窒素に浸したスナック菓子をみんなで食べたり、
最終的に残った液体窒素を会場に全て流したり。



日本の中学校で見た液体窒素の実験と
あまりに違いすぎて、
「これ、ほんとにいいのかなあ」と
考えてしまうくらいでした。

ショーの初めに、
「心臓に何か問題はあるか」と
聞かれた意味がよくわかりました。


                                                                   



                                            
最後に、
本日の司会者の一人を紹介します。                    
イケメンです。






ショーの間、
わたしが「bonito(かっこいい)!!」を
連発していたら、
隣の席の男子が
写真を撮ってくれました。


                                          
                                                                               
                                                                
来週は、8°(13歳)の生徒たちと別の社会見学に行ってきます。
どんなことが待っているのか…。楽しみです。

0 件のコメント:

コメントを投稿