2010-11-02

最高の幸せ

土曜日に、初めてブラジルの映画館に行きました。

映画が大好きなわたしにとって、休日を映画館で過ごすのは最高の贅沢。
テスト週間で部活の練習がない日に、1日に4作品を観たこともあるくらいです。

さて、こちらの映画館は
日本と同じように、大きなショッピングモールの中にあります。
ポップコーンなどの売店やチケットの買い方は日本と同じですが、異なるのは値段!!

今回行った映画館は、
平日の17:00までがR$10.00(500円くらい)で
平日の夜と休日はR$14.00(700円くらい)でした。
日本だとレイトショーは安くなるのに。やっぱりブラジルは夜型の人が多いのかなぁ。






中はとてもきれい!!

イスがちょっと大きいのと
何の前触れもなしに
いきなり始まる点には
びっくりしましたが、
快適な空間でした。







今回観たのは、10月29日に公開になったばかりの
『a suprema felicidade』(訳すと「最高の幸せ」…かな)というブラジル映画です。



戦争が終わって間もないころの話で、
主人公の男の子が父と祖父の生き方を見ていろいろ考える
というような内容…だと思います。
でも結局2人の生き方をたどって
主人公も同じような未来を歩むのであろうというのが
観終わった後の感想です。




登場人物のうち、女性は泣いているシーンが多く、
男性は楽観的にその場を楽しんでいるシーンが多かったです。
やっぱり男と女は全然違うなぁと、この映画を観て改めて感じました。

10%くらい理解できればいいかなぁというつもりで見始めたのですが、
映像が分かりやすくて60%くらいは理解できたかなと思います。
肝心な部分のセリフがよく分からなかったのは残念ですが、
いろいろ考えることができておもしろい作品でした。


前に授業で見た『フランシスコの2人の息子』と同様、
場面が急展開したり、「結局あの人はどうなったの?」という疑問が多々残る作品でしたが
観終わった後は、「まぁ、がんばろうかな」という前向きな気持ちをもらっているのが
ブラジルらしいなと感じました。
その点、日本映画はつじつまがしっかり合っていて
メッセージ性が強い(というか分かりやすい)作品がとても多いのではないでしょうか。
どちらがよいというわけでなく、両方に良さがあると思います。


で、
後で知ったのですが、この作品はR16でした!!
確かに、暴力,麻薬,性など、衝撃的なシーンがたくさんありました。
日本で公開できるのかなぁ。




とまあこんな感じで
久しぶりに映画を観て心がすっきりしました。疲れもリセットできました!!
映画を観て、日常のことを忘れて作品に入り込んでいるときが
わたしにとって最高に幸せな時間です。
ブラジルにいる間に、たくさんの映画を観たいと思います。

ブラジルにいるみなさん、
この映画を観てみてください!!
そして、ぜひ意見を交換したいです。

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