今度、美術も受け持たせていただくことになりました!!
絵を描いたり何かを作ったりすることは好きなので、とてもうれしいです。
そこで、今回はわたしの配属先の生徒たちが美術の授業で作った作品を紹介します。
先日行われた学校行事
dia da famíliaの展示物。
お菓子などの空き箱に
包装紙を貼って作った
ロボットです。
天井から吊るされていて
にぎやかな展示です。
こちらは
お腹の部分がハート型になっている凝ったデザイン。
お家の人と一緒に作ったのでしょうね。
かわいいです。
口がビデオテープだったり
お腹に数字が入っていたりと
なかなか工夫しています。
どれをとっても同じものは一つもなく、
それぞれイイ味を出しています。
手足がバネのこのロボットは
哀愁ただよう雰囲気です。
教室前廊下の壁は、生徒の作品で埋められています。
校内に美術作品があふれているのは、見ていても楽しいし、いいことだと思います。
そして、
作品にいたずらがないことは、生徒たちが仲よく安心して生活できている証拠です。
幼稚園の生徒が描いたネコの絵。
バックのモザイクのような色は
全員同じような感じで塗り、
その全面の絵は個々に
描いていました。
こちらは学年が上がって
5年生の作品。
このように
ポップでカラフルな絵が多くて
ブラジルらしさを感じます。
やっぱり、
絵には国際色が色濃く出ますね。
さて、
わたしの学校では、音楽の授業は小学生までしかないのですが、
美術の授業は中学生でもあります。
というのも、
ブラジルでは、音楽は学校によって実施するか否かまちまちですが
美術は必須科目なのだそうです。
ところが、必須といえども日本のような「美術資料集」などはありません。
美術を担当する先生の好みで作品の傾向が決まります。
実際に、すぐ近くの私立学校では全く違う雰囲気の作品を作っていました。
わたしの配属先では、小学校までは担任の先生が美術を教え、
中学校では美術専門の教科担任の先生がいます。
その先生は文字のデザインやポスターなどが得意なので、ポップな感じの作品が中心です。
雑誌や写真を切り抜いて
人の顔にしたコラージュ。
有名な画家の作品を
いくつか提示して、
それを真似るのです。
果物でできた人間の顔とか、
ありますよね。あれです。
何をどう貼るか、
個性が出て
楽しい作品だと思います。
わたしも作りたい!!
こちらは紙で作ったスニーカー。
お手本として、
日本のペーパークラフトが
紹介されていました。
サイズも
本物のスニーカーくらい。
並べて展示してあるので
靴屋さんみたいです。
ブラジルでは、スニーカーや腕時計がとにかくカラフル!!
ネオンカラーとか、流行ってます。
そういう流行も、作品に影響するのでしょうね。
さあ、
美術の授業で何をやろうか考えなくちゃ。
がんばるぞー!!
楽しそうな美術教育ですね。授業やれるなんてうらやましい限りです。近かったら見に行きたいところです。
返信削除Sara、ありがとうございます!!
返信削除美術専門のSaraが見たら、
きっと
ダメ出しポイント満載の授業だと思います…。
でも
ぜひご指導いただきたかったなぁ。