配属先の先生方は、
わたしが帰国した後も、子どもたちに日本の遊びを教えられるようにと、
ビデオや写真を撮ったり、メモを取ったりして参加してくれます。
ありがたいことです。
今回は、
「けんけんぱ」と「あんたがたどこさ」を紹介しました。
「けんけんぱ」は、ブラジルにも似た遊び(amarelinha)があります。
片足で跳ぶことや、石を投げて拾って帰ってくることなど、ほとんど同じです。
でも、ブラジルのamarelinhaは「けん」と「ぱ」の繰り返しなので、
「けんけんぱ」と「けん」を2回続けて跳ぶ日本のやり方に
子どもたちは混乱ぎみの様子でした。
床にビニールテープを貼って
枠を作りました。
その中を、
「けんけんぱ、けんけんぱ、
けんぱ、けんぱ、けんけんぱ」
と跳んでいきます。
跳ぶので精一杯だったので、石を投げたりするのはやめて
アニメソングを流しながら、リズムに乗って跳べるように練習しました。
跳ぶのは13回でも、実際は16拍。
日本語特有の4拍子のリズムって、なかなか難しいです。
ブラジルの子どもたちは、見た感じが難しそうだったり好みじゃなかったりすると、
「やらない!」の一言で参加を拒否します。
そのたびに、
やってみれば楽しいのに…。と、もどかしい思いでいっぱいになります。
でも、はじめは乗り気じゃなかった子が
途中から「やりたい!」と言ってくれる瞬間って、すごく嬉しくなります。
最終的には全員が「けんけんぱ」に参加してくれました!(^^)!
続いて「あんたがたどこさ」です。
平安時代の蹴鞠の写真などを見せて、日本のボール遊びについて少し説明しました。
重そうな着物を着てサッカーみたにボールを蹴る姿に、
子どもたちは驚いていました。
その後、例の歌を紹介。
「たぬき」がどんな動物か伝わらなくて苦労しました。
そう、ブラジルにはいないのです。
一応、辞書には載っていますが、それを見せても誰も分からないという現状…。
写真を用意すればよかったなあ。
今回紹介したのは、
ボールをつきながら歌い、
「さ」のところだけ
足の下をくぐらせてつく方法です。
←歌詞カード。
これ、久しぶりにやったら、
とってもハードな遊びだということに気づきました。
足が上がらない…。
実際にやってみると、
ほとんどの子が
ボールを3回以上連続でつけなくて、
最終的には
「あんたがたどこさ」の歌は消えて、
ボールをつく練習になってしまいました。。。
活動を用意する前に、
子どもたちの持っている情報や能力をもっとよく知ることが大事だなと反省。
気を取り直して、
次回もがんばるぞ!!
ケンケンパ懐かしすぎる‼
返信削除あーやりたいなー(>_<)
ちなみに、飛鳥井家のご先祖は蹴鞠の達人だったんだよ~
うちにサッカー部の人はいないけどね。
rie、久しぶり!!
返信削除先祖が蹴鞠の達人て、何?
すごすぎる 笑
飛鳥井家はネタの宝庫ね。
帰国したらぜひ一緒に☆