2011-09-19

怖い話

昔、ジャンプに連載されていた『地獄先生ぬ~べ~』という作品をご存じですか??

幽霊や妖怪の絵がリアルすぎて、
しかもたまに、ありえないサイズのコマがあって、
正直、今でもちょっとトラウマだったりします。。。

特に、「赤いちゃんちゃんこ」と「てけてけ」の回は、死ぬかと思いました。





さて、わたしの学校では、4年生の生徒たちが
怖い話について調べ活動を行っています。
ブラジルに伝わる伝説の本を読んだり、
調べたことを各自まとめたりするというものです。


今日は、
その一環として、日本のこわい話を紹介する授業を行いました。

調べ活動の目的は、単に怖い話を集めることではありません。
怪談を調べることによって、文化や歴史への理解を深めることや、
恐ろしいものを乗り越えようとする態度を養うという目標があります。


だから、授業の流れをどうしようか、すごく悩みました。
その結果…

一つ目小僧、座敷童子、ろくろ首などの伝統的なお化けについて説明した後、
花子さんや口裂け女などの都市伝説を紹介。
そして、
「なぜお化けが存在するのか」という疑問を投げかけ、
「まんが日本昔ばなし」の雪女の話を見せました。

最後のまとめでは、
お化けにも心があって、中にはかわいそうなものもいるということや
人の噂話や心がお化けを生み出す場合もあることなどを伝えました。

かなり『ぬ~べ~』に影響されてるなあと思いつつ…。





パワーポイントを使って
お化けの画像を見せました。
顔を覆いつつも、
指の隙間から
目をのぞかせる子どもたち。
かわいかったです。

←雪女の物語の様子。
とっても集中して
観てくれました。






授業が終わった後、
「花子さんの呼び出し方を教えて」とか
「口裂け女に会ったことがあるか」とか
「何で河童はきゅうりが好きなの」とか(笑)
いろんな質問をされました。


日本の妖怪やお化けや都市伝説って、本当に数えきれないほどあります。
それだけ歴史や文化が豊かなのだなと、改めて実感しました。






☆おまけ☆
『悪魔くん』の12使途のうちの一人、サシペレレという妖怪は、
ブラジルの伝説がモデルです。
調べ活動を進める中で、初めて知りました。
どうりでサッカーボールを持ってるわけだ!!





3 件のコメント:

  1. わぁぁ~~!!!!!!面白そう!!!また見に行きたいです(^o^)
    それにしても、
    『恐ろしいものを乗り越えようとする態度を養う』
    という目標が、なんとも味がありますね。
    『困難』でも『逆境』でもなく、『お化け』を乗り越える力まで学校で養うとは…。さすがです!!!

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  2. Marikoさん

    今度は音楽の授業で
    「おばけなんてないさ」を教えますよ。
    怖いものを乗り越える歌を紹介してくれと言われ、
    コレしか思い浮かばなかったです…。

    またいつでも見学に来てくださいね☆

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  3. 怖い話、めっちゃ怖いけど
    すきです~☆(笑)

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