2011-12-03

最後の日本語授業 ~中高生編~

今週は、日本語授業ラストの一週間でした。

中高生の最後の日本語授業には、おにぎり作りの活動を選びました。

作り方の説明をするときに使う
「まず」「次に」「そして」など、つなぎ言葉を学習するのが目的です。
また、導入したばかりの形容詞を使う場面にもなると思ったのも、動機の一つです。





「熱い」「難しい」「上手だ」など、
導入した単語を使って
声をかけながら進めていきます。








ほぼ毎日
おにぎりを食べるという子。
慣れた手つきで三角形に握っていました。







作ったあとはみんなで食べて、ミニ作文です。
作文指導をするときは、
何か体験活動をした直後に書くのが、一番効果的だと思います。


 


作り方を思い出しながら、
「~しました。」と
事実を追って書いていきます。








この写真の生徒は
KUMONでも日本語を勉強していて
漢字もいくつか書けます。

中高生の授業は人数が多くなく、
個人のレベルに合わせて
指導できるので、
一人一人の生徒の伸びを
毎時間、確実に実感できます。






あいさつやひらがなの授業から始めた彼らが、作文を書いたなんて…。
9か月でずいぶん成長したなあと、嬉しくなりました。

来年度、この学校では日本語の授業はきっと行われません。
とてもさびしい気がしますが、
彼らの心に、日本語のおもしろさや外国語を学ぶ楽しさが
ちょっとでも届いてくれていたらいいなと思います。





小学生クラスのラスト授業は、また後日UPします☆


2 件のコメント:

  1. おにぎり食べたくなってきたー(>_<)
    明日の朝ごはんは塩むすびにしよっと☆
    公文って、日本語もあるんだね(笑)

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  2. rie

    いいね、おにぎりの朝ご飯(^^)
    こっち来てから、朝食にお米をほとんど食べないよ。
    離れてみて分かる日本食の良さ、いっぱいある!!

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