泊まっているホテルの目の前に、Pão de açucarという大手企業の会社があります。
主にスーパーマーケットをチェーンで展開している会社です。
格差社会のブラジルの中で、様々な層のお客さんにサービスを提供できるように、
「高級な感じのお店」や「ちょっと安めのお店」など、いろいろな種類のスーパーを
経営しています。すごいです。
Pão de açucarというのは地名でもありますが、直訳は「砂糖のパン」という意味。
で、考えました。
なぜ「砂糖のパン」なのかと。
ふとひらめいたのは、マリーアントワネットのあの言葉。
「パンがないならケーキを食べればいいじゃない」
パンとケーキ。
パンさえ手に入らない人々はケーキなんて食べたこともないはず。
でもそんな現実も知らないで両方食べられる上流階級の人もいる。
そうか!!
甘~い「砂糖のパン」には、
貧困層にもお金持ちの層にも、同じようにサービスを提供したいという
願いが込められているのでは・・・
と勝手に納得。
ですが…
Pão de açucarの社長は実は日系の女性。
苗字を「佐藤」と言います。
「佐藤」「砂糖」…もしや…???
日本で売れに売れているレトルトご飯、「サトウのごはん」。
きっとみんな知っていることでしょう。
その社名に似せて、
「ブラジルで『ごはん』は流行らないでしょ。『パン』の方がいいよね。」
ということで
「サトウのパン」。つまり「砂糖のパン」という社名が誕生したのです。
……という夢を、昨日みました。
真剣に読んだ方、ごめんなさい。
「ですが…」以降はすべて昨日私が実際にみた夢です。
毎朝Pão de açucarの社長が通勤するヘリコプターの音で目が覚めるので、
こんな夢までみるようになってしまったのかなあ。
社名の本当の由来を、いつか知りたいです。
朝から見事に騙されましたよ。
返信削除あまりによくできた話…。
すごい夢ですね。