2010-09-26

自然教室

金曜から今日まで、2泊3日の自然教室に行ってきました!!

2年生から6年生までの希望者が参加します。


スキーやキャンプなどの自然教室は、わたしの大好きな学校行事です。
  タオルやジャージを丸めてコンパクトに収納したり、
  小さいボディソープを買いに行ったり、
  靴下や着替えの数を確認したり、
カバン1つに収まるように工夫する、準備の時間もけっこう好きです。

7時出発と言われたので、荷造りを早めに済ませて
当日は5時前に起きて張り切って学校に行きました。





・・・。あのー、7時ですけど…。


人が全然集まらない…。


7時半を過ぎても出発の気配はなく、おしゃべりをしているうちに時間が過ぎていきます。
しかも、登校する生徒たちの手には、




リュックやスポバではなく、
こんな旅行カバンやスーツケースが!!!


これを1人2つとか3つとか持ってきます。
何がそんなに入っているのか…。

一番右の紫のが、
前日の苦労の賜物、わたしの荷物です(笑)




自然教室の鉄則「5分前行動」がブラジルで通じるはずもなく
こんな調子でゆったりと集合し、実際に出発したのは8時半過ぎでした。
本当に、いろんなことでカルチャーショックを受けます。



2時間ほどバスに揺られ、到着したのは静かな山の中。
学校のある場所とは全く雰囲気が違います。





広い敷地内には、
プールや運動場、
アスレチックに体育館、
卓球台もビリヤード場もありました。




                                    

ここで生徒たちと2泊3日を過ごした中で、本当に驚くことがたくさんありました。

                                                   
《その1》 食べ物の量がすごい!!
 キャンプと言っても飯ごう炊さんはありません。食堂で作られる料理を自分の好きなだけ
 とっていくという夢のような生活。毎食後に必ずデザートが何種類も用意されます。
 そしてもちろんランシ(おやつ)の時間もあります。もともとたくさん食べる方ですが、
 ブラジルに来てさらにパワーアップしたと思います。この3日で確実に太りました…。
                                                   
《その2》 遅寝遅起き!!
 毎晩フェスタ(パーティ)が催され、子どもたちは12時すぎまで起きています。
 1日目の夜は、顔に落書きしたり服をわざと裏返しに着たり左右別々の靴を履いたりする、
 仮装パーティーでした。「違いを超えて楽しむ」という目的だそう…。
 2日目の夜は、おとぎ話の主人公やアニメキャラクターの衣装を着る、コスプレパーティー
 あの大きなカバンには、衣装が入っていたのかぁ、と納得。
 夜中までパーティーを楽しみ、翌朝の起床時刻は8時半ごろでした。 







フェスタでは、
キャンプファイヤーでなく
ミラーボールの明かりに照らされて
みんなで踊りました。





                                                   
《その3》イベントがおもしろい!!
 3日間の間、インストラクターが様々な活動を用意してくれました。
 そのうちの1つを紹介します。





            初めに、広場でルール説明。
            森のあちこちに散らばっている「色の妖精」を見つけて、
            色を集めるというのが主なルールのようです。




             これは「赤の妖精」。
             ただでは色をもらえないようで、ダンスやクイズなどのお題が
             出されていました。



                お題をクリアすると、顔や腕に色を塗ってもらえます。





            集める色は、赤・青・黄・緑・橙・白の6色。
            でも、森には「色泥棒」がうろついていて、つかまると黒インクを
            塗られて減点対象になってしまいます。



             
             「色泥棒」から逃れる方法は、誰か仲間と一緒にいることと、
             しゃがんで秘密の歌を歌うことです。ルール説明のときに教わった
             歌を歌うと、「色泥棒」からは姿が見えなくなるという設定です。
             このインストラクターの演技がすごかった!!




             もう「色泥棒」は行っちゃったかなあ、と周りを確認しつつ
             歌い続ける男の子たち。みんな本気です。





            最終的にサイレンの合図で広場に戻り、色の数を数えます。
            左の子はパーフェクトですが、右の子は黒インクがあるので
            減点になります。


他にも、
人間の言うことを信じない幽霊たちを見つけて説得し、広場に連れて行くゲーム(肝試し)や
鳥に扮したインストラクターを探して卵を集めるゲームなどがありました。

どれも頭と足を使わないとクリアできないし、山の中で1人にならない工夫が盛り込まれた
すばらしいものでした。ぜひ、いつかやってみたいです。


                                                             

この3日間で、また新たなブラジルの一面を見ることができました。                                        

1 件のコメント:

  1. キャンプ、お疲れさま!!キャンプっていうイメージとは違うけど、新たな発見だね。子どもたちのキャーキャーいう声が伝わってくるよ。「色の妖精」に感動に一番喜んだのは、アンジェリカじゃない??

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