2010-10-24

カラオケ練習にて

昨日はカラオケの練習(2回目)に行ってきました。

歌の方はあいかわらずダメダメです。。。
でも、ここに来るとたくさんの日系人の方々と知り合いになれるし、
今まで知らなかったことにたくさん出会えるので、とても勉強になります。



今日は、
芸能人のサインを集めるのが趣味の2世の方に、サイン帳を見せていただきました。






これは高橋英樹のサイン。
左のページに写ってるのは
高橋英樹と石原裕次郎だそう。
わ、若い!!

石原裕次郎のサインも
別のページにありました。








これは中尾ミエ。
他にも、中村八大とか小林旭とか、
たくさんのサインがありました。


それから、サインだけでなく、
ドラマ「ハルとナツ」の撮影にも
参加したそう。
移民船の中のシーンです。




2世の方々は、
家では両親が日本語を使うのに学校ではポルトガル語を強要されたり、
なぜ自分たちはブラジルにいるのかという葛藤と闘ったりしてきた人が多い世代。

別の2世の方は、
あまりにつらくて「日本に行きたい」と両親に訴えたことがあるそうです。
母親に「この地面をずっと掘ったら日本がある」と言われたとき、
悔しくて、本当に掘りたい気持ちでいっぱいだったといいます。

そんな中でもブラジルで生きる道を探し、趣味のためにもどんどん動いている2世の方々。
すごく前向きだし元気だし強いなあと思います。


ほかにも、
日本で出稼ぎとして5年働き今年5月に戻ってきたばかりの女の子や、
「Bon dia(おはよう)」も分からず10歳でブラジルに渡ることになった1世の方、
個人で日本語を教える教室を開いている先生など、
たくさんの人と話をする中で、それぞれの生き方にドラマを感じました。



ところで、このカラオケ大会を運営しているのは
NAK(日本アマチュア歌謡連盟)ブラジル支部という組織です。
次の3月にはNAK日本支部から何人か歌いに来るし、
ブラジルから日本へ歌いに行く企画も、毎年のように行われているそうです。
日本とブラジルは地球の反対側なのにとてもつながりのある国。
なのに、日本では移民のことをあまり(というか全然)勉強しません。
わたしも、こうしてここに来るまでは知らないことばかりでした。
もっと勉強すべきだなと思います。



練習後にちゃっかり夕食に
ご一緒させていただき、
おにぎりや煮物を4か月ぶりに
食べました。


地球の反対側で
奈良漬を食べる人が
こんなにいるなんて、
夢にも思ってなかったです。


                               


こうしてブラジルで続いている日系社会があることを、日本に帰ったらぜひ伝えたいです。


さて、本番はいよいよ次の日曜日です!!

2 件のコメント:

  1. 日系人の社会かぁ~
    移民の方々は想像を絶するようなつらい体験をしてるんだよね。
    ブラジル移民の話は高校のときに少し習った程度だわ。
    日本政府にだまされたみたいだったんっけ・・・
    正直ぜんぜん内容はわからないや。
    昔アメリカで会った日系移民の人たちも、すごく前向きでアクティブだったよね!
    やっぱりそういう人は普通の人より何倍も強いんだろうな~
    ちなみにもうすぐ日本で橋田スガコの書いたJapanese Americansっていうスペシャルドラマがやるよ!!

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  2. アメリカで日系人の人たちに会ったとき、もっとちゃんと勉強してからインタビューすべきだったなぁって今更ながら思うよ。ほんと、わたし勉強不足。
    ドラマ超見たい!!「ハルとナツ」も現実にかなり近い作品だったって評価高いし、今度も期待できそうだ。

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