2010-11-09

うる星やつら

日本語教室に来ている生徒は、とても活発な子が多いです。
発音練習にもゲーム的な活動にも、元気に取り組んでいます。

ただ、月曜日はテンションが高すぎておさえるのが難しい!!!!
他の学年もそんな感じがするのですが、
土日が明けた月曜日は、休日モードが抜けきれないようです。



さて、昨日はその月曜でした。
いつにも増して生徒のテンションがとてもハイ⤴⤴
こちらの5年生は日本でいう6年生のような感じで節目の年です(年齢は日本より1つ下)。
今週は保護者も見に来る演劇会が企画されていて、
生徒たちはずっと落ち着かずそわそわ&きょろきょろしているのです。
特に男子。
♫ああー男の人って…わたしを悩ませるわ♫
久しぶりにこの歌を口ずさみました。

発音練習を大きな声でしてくれるのは、授業が盛り上がるし楽しいからいいのですが、
私や他の生徒が話しているときにも容赦なくかぶせてくるので、それはもう大変な状況!!
うるさいです。本当に。
何度か中断し、ひきつった笑顔で言い聞かせたけれど、
同じことの繰り返しでなかなか収まらないので
「少し早いけど今日は終わろうね。もし、君たちが次の授業も勉強したかったらおいでね。
ここはみんなで勉強するところだから、私も努力する。協力しようね。」
と言って10分ほど早く授業を切り上げてしまいました。悔しいけど。。。
生徒たちは「続けてよ。」と言っていましたが、
ポルトガル語で生徒の心に響く語りができない今、私の中のライン(善悪や可否の線引き)を
表情と行動で伝えていくしかないのです。
怒ったり怒鳴ったりしても意味ないし。




こういうとき、女子はすごいです。

あいさつが終わり、全員が一旦教室から出て男子が帰って行った後に
女子のうち4人が教室に戻ってきました。

「大丈夫?私たち、今からコルデナドール(主任のような立場)に報告してくる!!」
と元気づけてくれました。
「今回は言わなくていいよ。もしまた同じようなことがあったらお願いするね。」
と言っておきました。

そして、今日。
わたしが教室にいない間に、女子たちが黒板いっぱいにメッセージを書いてくれました。





やっぱり
女子は男子より
精神年齢が高いですね。


                               

でも、
状況を察知して、協力してさっと行動に移してくれた女子も
何事もなかったかのように「Oi!!」と笑顔で言ってくる男子も
どっちも好きです。


                                                             
困ることは多々ありますが、助けてくれる生徒もたくさんいます。
子どものもつ力のすばらしさは、どこの国でも同じだなぁと実感しました。

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