最近、バスに乗ることが多いわたし。
サンパウロのバスは、ものすごいスピード&大揺れです。
立って乗るのはとてもパワーが要るので、優先席が設置されています。
(座っていても座席から振り落とされそうになるくらいのときもありますが…)
公共交通機関に優先席があるのは、日本の感覚からすると当然のことのよう。
でも、こちらではまだまだバリアフリーが進んでいない部分も多いのです。
先日、ふと優先席の表示に目をやりました。
日本と同じ。
右から順番に、
①車いす
②お年寄り
③小さい子連れ
④妊婦
表示もわかりやすいです。
でも、ここで終わらないのがブラジル。⑤があるのです。
わかりますか??この一番左の表示。
どーん。
そうです。太った人も優先席の対象になるのです。
譲る方も譲りにくいのでは…
そして、譲られた方も気分よく座れないのでは…
などと考えてしまいます。
でも、あまり他人の外見についてとやかく言わない文化の国なので、
微妙な空気が流れることもないのでしょう。
そして、
「サンパウロの地下鉄には肥満者優先席がある」という動画を見つけました。
優先席に関するサンパウロの条例を取り上げた映像が見られます。
リンクがうまく貼れなかったので、キーワード検索してみてください。
とても驚きの事実です。ぜひ。
道はガタガタだし、点字ブロックや手すりの設置は日本に比べて少ないし、
バリアフリーが進んでいないなぁと感じる一方で、
肥満体型の人への配慮は条例にもなるなんて!!!
すごく不思議です。。。
優先席に座る前に、
返信削除あの料金所を通過することがまず大変だよねぇ。
(笑)
返信削除確かにそうだね。
なんか、体型に関する感覚が鈍ってきたなぁと思う。
日本に帰ったらみんなガリガリに見える気がするよ…。