水曜日は授業がない日なので、教材研究や自分の勉強にあてています。
先週の水曜日には、
ブラジル日本語センターと国際交流基金の図書館に行ってきました。
こういう施設にすぐ行けるのは、サンパウロ派遣の大きな利点です。
ブラジル日本語センターは
地下鉄ana rosa駅の近くです。
日本語教育に関する
さまざまな研修を行ったり
教材の販売をしています。
折り紙、カルタ、
絵教材などが豊富に
そろっています。
教科書や副教材も
たくさんありました。
わたしの授業では
まだ教科書が決まっておらず、
いろいろ検討中です。
こちらは「連想ひらがな表」。
ひらがなの発音を
ポルトガル語の単語に基づいて
表したものです。
外国の子どもにひらがなを教え始めてみて、
あらためてその難しさを実感しているこの頃。
例えば、「る」で始まる日本語。
何を思い浮かべますか??
条件は、子どもにわかる単語で、外来語でないものです。
これがなかなか無いのです。
日本の子どもを対象にしたひらがな表では、「るすばん」が圧倒的に多いです。
でも、ブラジルではお手伝いさんやベビーシッターを雇っている家が多く、
子どもが「るすばん」を日常的に経験しているかというと、難しいです。
そんなとき、この「連想ひらがな表」のlua(ルア:月)で「る」の音を覚えた方が、
和語・外来語の枠にとらわれずに教えられるし子どもも分かりやすいのかなぁ。
いろいろ模索中です。
そして、
今回わたしが購入したのはコレ。
ブラジル国歌の本です。
ポルトガル語の歌詞と
日本語の歌詞が載っている
ユニークな楽譜。
週1回、国家を歌う時間があるのですが、
何度歌っても未だに覚えられず苦労していたのです。
ブラジルの国家、ものすごく長いです。というより日本が短すぎるのかも。
これで覚えられるかな。
歌詞だけでなく、
詩がつくられた背景も
まとめられています。
さらには
ポルトガル語の解説まで。
これだけの内容で
R$10(500円くらい)でした。
とてもいい買い物をしました。
ブラジル日本語センターを出た後は、パウリスタ通りにある国際交流基金へ。
ここは7月の研修でも訪れた場所で、日本の本や日本語教材(視聴覚教材も)が
たくさんあります。
雑誌や漫画もたくさんあるので、
時間を忘れてつい
読みふけってしまいました。
不思議なもので、
日本にいた頃は読まなかった本も
なぜか手に取ってみたくなります。
今回借りたのはこの2冊。
少し古い雑誌ですが、
おもしろそうな記事が
載っていたので。
国語教育についても
勉強し直さないといけないなぁと
最近実感しています。
わたしにとって、
水曜日は、授業の反省をしたり次の授業案を練る大切な日。
明日の水曜もがんばろう!!
と思ってこのブログを書いていたら、
学校の先生が2人アパートにやってきて
「伝え忘れてたことがある。明日は朝7時集合で社会見学だから。一日中ね。」
Nossaーーー!!!
もう21:30ですけど。。。
「明日は授業準備をしたいのですが…。」
と一応言ってみたものの、
「行くよね?」
と念押しされ、「はい」と言わざるを得ない状況に。
行ってきます。
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