2010-11-17

社会見学⑤

今日は7年生の生徒と一緒に社会見学へ。
前から行きたかったコパン・ビルを見ることができました。

コパン・ビルとは、高さ140m、面積はサッカー場12個分というSP市を代表する建築物。
設計者は、首都ブラジリアの都市計画を一手に担ったオスカー・ニーマイヤーです。
上から見ると、シェラトンホテルみたいにS字型になっています。

さて、これは一体何の建物かというと、実は巨大なアパートなのです。
5000人が住んでいるらしいです。







部屋は、
1Kサイズから
3LDKまでいろいろあって、
A~Fまでのブロックに
分かれています。











1階部分には、
レストランや美容室、
服や靴のお店など、
何でもそろっています。
教会まであるので、
ここの住民はこのビルの中で
生活できそう。
まるで小さな町です。










今回は、
Bブロックのエレベーターを使って
屋上まで登りました。

30階以上あるので、
上から見下ろすとちょっと恐ろしいです。
















屋上からの眺めは
とてもきれいでした。
ビルの向こうにまたビル。

SPはすごいところです。








コパン・ビルだけでなく、LUZ駅周辺にも行きました。






以前訪れたときは
外観しか見なかったSala São Paulo。
今回は
じっくり見て回ることができました。











ここのホールでは、
月に何度か無料で
オーケストラの演奏が聴けます。

SPのオーケストラは
世界で5番目だそう。
ぜひブラジルにいる間に
一度は聴きに来たいです。





今日は、何人かの演奏家が練習していて、
久しぶりにオーボエやコントラバスの音色を聴いて、とっても癒されました。




それから、ポルトガル語美術館にも行きました。
ここも以前訪れたことがある場所です。
前は入らなかったシアターを体験し、感動しました。
いろんな仕掛けがしてあって、
ポルトガル語がまだよく分からないわたしでも楽しめました。オススメの施設です!!





これは、シアターの中で紹介された詩です。
ondaは「波」
andaは「歩く」とか「動く」とか
aondeは「どこへ」
aindaは「まだ」とか「さらに」とか

こういう言葉遊びみたいなのは
すごく好きです。
とくに日本語はそのバリエーションが豊富で
奥が深い言語だと思います。

ブログタイトルも、それを意識したつもりです。





ポルトガル語がもっとうまくなって
言葉あそびができるようになったら楽しいだろうなと思いました。



まだまだSP市内にはおもしろい施設がたくさんあります。
いろいろ発掘しようと思います。

4 件のコメント:

  1. Hola!
    ブログタイトル、韻踏んでたんだ!
    いま、声に出して納得!
    俺もそういうのスキです!笑

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  2. 数字も漢語も和語も外来語も混ぜて韻が踏めるのは日本語ならでは。
    語彙が多くて教えるの大変だけど、だからおもしろい言語なんだと思います。
    日本語教育って奥が深いねー!!

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  3. いやー、お互い逆体験だね!!
    俺は来年から国語クラス小1~中3までの
    クラスに授業で入ろうと思ってます☆
    日本語教育ももちろんだけど、
    国語教育まで体験できるのはほんと贅沢♪
    しかも幼稚園までついてきちゃうから、
    いろんなものを同時に体験できて、うれしい!
    大変なのはもちろんだけど、
    最近授業してないから、
    授業した上での学習者たちとの一体感に飢えてます・・・。

    今度国語のことで相談するかも!
    そんときはよろしくどーぞ☆

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  4. 最近、今まで自分がやってきた国語教育ってあれでよかったのかなぁなんて考えることが多いよ。
    こっちにいる間に、ちょっと整理したいなと思ってます。
    国語&日本語について、ぜひぜひ意見交換したいです!!
    年末はSP来られないみたいで残念…。またいつか☆

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