別に水嶋ヒロのファンでもないですが、何となく気になっていました。
ブラジルではまだ買えないので、日本から送ってもらって読みました。
白地に青い十字架が描かれた表紙。
内容も、この表紙のように
明るくさわやかな雰囲気で 、
一気に最後まで読むことができました。
それに、
読むのを少し止めて、わたし自信を振り返ったり考えさせられたりする場面も
何か所かありました。
「すごく泣ける!」というわけではないけれど、
単純におもしろい本だと思うし、読んでよかったと感じます。
ですが、ネットのコメントを読むと、本当にひどい言葉がたくさん並んでいます。
もはや「書評」とは呼べないものばかり。
作者本人はもちろん、そのコメントを読んだ人も不快に思うようなものが多いです。
この本のコメントに限らず、地震に関する書き込みもそうです。
被災地の方々が読んだら悲しむだろうなというものが多々あります。
それらを読んでいるうちに、
わたしが新任だったころに出会った一つの言葉を思い出しました。
人を傷つける言葉は、2倍の力になって相手に伝わり
人を幸せにする言葉は、2分の1の力でしか相手に伝わらない。
人を楽しませたり喜ばせたり幸せにしたりする言葉ほど、難しいと思います。
相手の顔が見えないネット上では言葉が暴走してしまうのも分かります。
でも、
やっぱり言葉は人を傷つけるためにあるのではないと思うのです。
新しい学習指導要領でも、発信者としての言葉の力を育むことが重視されています。
言葉を世界に手軽に発信できる機会が増えていくほど、
自分自身の言葉の力が試されるということ。
わたしみたいなちっぽけな国語教師ができることなんて、たいしたことじゃないけれど
それでも
人を幸せにする言葉を発信できる力を授業で伸ばせるよう、努力したいと思っています。
気持ちを伝える言葉って難しいよねぇ~。
返信削除相手を批判したり傷つけてしまう言葉は機関銃のように出てくるけど、褒めたり喜んでもらえるような言葉はなかなかね・・・白々しくなってしまうこともあるので・・・
私も気をつけなくては・・・♡♡♡
き、機関銃。。。
返信削除わかる気がする。
たまにはお父さんに優しい言葉をかけてあげてください(笑)
本、送ってくれてありがとね☆