2011-03-23

あと一年

新年度に入って、ずいぶん活動の幅が広がってきました。


今は…
・6年生~8年生対象の日本語・日本文化の授業を週1回
・3年生~5年生対象の日本語授業を週4回(2クラス×2回)
・9年生~高校生対象の日本語・日本文化の授業が週1回
 ※上の授業はすべて希望者を対象として行っています。

これらの授業とは別に、
4,5年生の普通学級を中心とした、
地理、日本文化、ポルトガル語の授業を単発で行うことが決まっており、
さらに今後は
音楽や美術などの授業も少しずつさせていただく予定です。
充実した毎日ですが、いろんな課題もあります。


《課題1》
わたしは小学校勤務の経験がないので、国語以外の教科を教えるのには不安が…。
しかもポルトガル語で授業をするので、準備がかなり必要です。
とくに4月1日に行う予定のポルトガル語の授業!!
日本で実践してきたことを生かした言語関係のゲームを行うつもりです。
かなり不安だけど、わくわくする気持ちもあります。頑張ります。


《課題2》
6年生~8年生と9年生~高校生の授業時間は100分!!
これも今までやったことがないです。
生徒たちの集中力がもつか…。
現地の先生には、「間に休憩なんて必要ない」と言われたけど、さすがに100分は長い!!

今のところ、様子をみながら休憩を5分とか10分とか入れるようにしています。
感心するのは、
生徒たちが休憩の間に黒板の前に集まって、
習った字の復習をしたりわたしに質問してきたりすることです。


                                          
日系の子とそうでない子は
ちょうど半々の割合ですが、
そういうことに関係なく、
みんなモチベーションが高い!!
かなり助けられています。



↑ ↑ ↑ 休憩の間に、ひらがなを復習する生徒たち
                                                            

《課題3》
今わたしが受け持っているのは、3年生(8歳)から高校生(16歳)までの生徒。
みんな日本語の知識はほぼゼロからのスタートですが、
これだけ年齢が離れていると、教え方をクラスごとに変える必要があります。
生徒が興味をもっていることも、年齢によって異なるので、
絵カードや写真のネタも変えています。
小学生の授業ではジャスティンビーバーや『NARUTO』、
中高生はおたく系アニメっ子が多いので『黒執事』とか『ボカロ』など。
最近のアニメにはちょっとついていけてないですが。。。
 


                                          
ただ、
年齢が違っても、共通で使える内容もあります。
数字を1から10まで導入したあとの指ずもうは、
学年に関係なく盛り上がりました。


                                          
勝つためには早く数えないといけないので、よい練習になったと思います。
また、
昇順に慣れたら降順でもやってみたりと、飽きずに繰り返せるところがよかったです。
                                                             

                                                             

ああ、もう3月も下旬。
帰国まで、いよいよ1年を切りました。
できること、やりたいこと、どんどん挑戦していきたいです!!
                                                                   

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