すごいでしょ、この衣装!!
「カーニバルはリオ・デ・ジャネイロ」というイメージが強いですが、
毎年この時期になると、ブラジルの各地で大々的に行われます。
5日から9日までの5日間は、カーニバル休暇で学校も休みになります。
まさに、国を挙げての一大イベントです。
ところが、周りのブラジル人たちに聞いてみると
・サンバはあまり好きではない
・音響がうるさいので生で見に行かず、家でテレビ中継を見る
・連休になるので、他のところに旅行に行く
といった意見が多くて驚きます。
ですが、せっかくブラジルに来たので、一度は見ないともったいない!!
ということで、
昨日(5日)、サンパウロのカーニバルに同期の仲間12人で行って来ました。
会場に着いたのは午後9時過ぎ。
夜通し続くお祭りに備えて、まずはしっかり腹ごしらえです。
会場内は、ポップコーンやシュハスコなどの売り子がいっぱいでした。
わたしの大好物、
チュロスのドーシ・ジ・レイチ味もありました!!
今回わたしたしが予約したのは、一階のテーブル席です。
フェンスを挟んで、すぐ近くに出演者たちを見ることができる、迫力満点の席です。
2階席はこんな感じ。
テレビで放送されるのと同じ映像が
巨大スクリーンに映し出されます。
しばらくすると、カーニバルの王様と女王様が登場!!
だんだんテンションが上がってきます。
「ミス」でも「プリンセス」でもなく
「ハイーニャ」(女王)です。
確かにそんな貫禄を感じます。
この衣装、日本人には似合わないだろうなぁ…。
プログラムから遅れること1時間以上、
23時過ぎにゲートが開き、1チーム目が始まりました。
今回出場したのは7チーム。
チームごとに決められたテーマに基づいて、
歌とダンスで物語やメッセージを表現しながら
約1時間に渡ってメインストリートを練り歩きます。
曲も歌詞も衣装も、すべてこの一回のために時間をかけて作られたものです。
だいたいのチーム構成はどこも同じですが、
世界の神話をテーマにするチームや、炎の神秘を訴えるチーム、
おもちゃ箱みたいなカラフルなチームなど、内容は様々でした。
alegoria(アレゴリア)と呼ばれる巨大な装置も登場。山車のようなものです。
電飾が施されていたり、炎を放ったりと、アイディアがいっぱいです。
alegoriaの上では、ダンサーたちが歌ったり踊ったりしています。
すごい迫力!!
肉食版のディズニーランドって感じです。
こないだ行ってきたマナウスのアマゾナス劇場を模したAlegoriaもありました。
よくできています。
alegoriaや隊列を組んだダンサーたちの間には、
casal(カザウ)という男女ペアのダンサーが何度か登場します。
女の人は、目が回りそうなくらいぐるぐる回転するし、
男の人は器用なステップで踊ります。
すごく小さな子でも、サンバのステップは大人顔負けなくらいすばらしかったです。
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