2011-04-18

学校視察レポート⑥

土曜日、
同期ボランティアが勤めるColégio Marupiara(マルピアラ学園)の行事に参加してきました。

その名も「Bunkasai」!!
でも、日本の文化祭とは少し違い、日本文化に親しむというコンセプトの行事です。
マルピアラ学園では、毎年この「Bunkasai」を行っていて、
毎年いろいろな日本文化を取り上げるそうです。

以前、こちらの学校には一度おじゃましていますが、
やっぱり行事のときは雰囲気が全然違います。
学校に入ってすぐ、真っ赤なとりいのモニュメントが迎えてくれました。


校内には、日本語の掲示物がいっぱい。
日本地図や、地震をテーマに描かれた絵、日本の童謡など、
この日までに各学年の生徒が取り組んできた作品の数々が
学校中に展示されていました。  





中央会場には、平和、不屈、希望などの言葉が掲げられていました。
そう。今年は例年と少し趣向を変えて、
日本に向けてのエールがテーマになっているのだそうです。


 



一分間の黙とうの後、
甚平姿のカルロス先輩が登場し、
ラジオ体操のスタートです。





大いに盛り上がり、
参加者はみんな楽しそうでした。



体操が終わると、
生け花、そろばん、囲碁、漫画などの文化講座が各教室で開かれたり、
剣道、太鼓、空手の発表が行われたりしました。
バザーや食堂の収益は、日本へ募金として送られるそうです。

カルロス先輩の担当する書道教室。
初めて書く人にもすぐできるように、
カタカナで「ユメ」という字を書くものでした。
家族連れで書道を楽しむ姿が多く見られ、
たくさんの人たちが墨の香りの中でゆったりと楽しく時を過ごしていました。




全伯優勝経験者による剣道の発表もありました。
気合いの入った声と同時に一気に竹刀を振り下ろす姿に、
観客たちは「Nossa!」の連続。
実際に竹刀を触ったり、気合いの声を一緒に出したりする
体験的活動も含まれていて、
とてもおもしろい発表でした。



さて、
イベントの内容が充実していたこともすばらしいですが、
わたしがそれ以上に関心したのは、
生徒の手によってこの行事が運営されていたという点です。

                               

音響や照明、食堂での販売員など、
あちこちで生徒が動いていました。

幼稚園から高校生までの全校生徒が一緒になって作り上げる一大イベント。
わたしの勤務先はとても大きいので
なかなか全校で一つのことをする機会がもてません。

でも、みんなで一緒に行事をつくりあげる楽しさや難しさを知ることは、
この先きっと役にたつし、とても大事なことだと思います。
そういった意味で、今回の「Bunkasai」に参加できたことは
わたしにとって貴重な体験となりました。
やっぱり学校行事は楽しいです!!


 

2 件のコメント:

  1. bunkasaiですか~☆
    スケール大きいですね~!!
    矢北もだけど(^^)
    去年から「矢北M-1」てゆうの
    やってるんですよ~

    てゆうか、さすが先生!
    習字上手ですね~//
    ウチゎ今年は目指せ銀賞で
    がんばりますっ(笑

    返信削除
  2. 美鈴さん、いつもコメントありがとう。

    矢北M―1出たいなぁ。
    今年は最後の文化祭だから楽しんでね
    (まだだいぶ先だけど…)。

    それから、
    銀賞なんて言ってないで
    金を目指しなよ!!
    「夢はでっかく」です!!

    返信削除