2011-05-15

行事の準備はだれがする?

昨日、5月14日(土)に、
dia da faília(家族の日)という学校行事が行われました。

以前は、母の日と父の日のイベントを別々に行っていたそうですが、
父の日(ブラジルでは8月)は寒くて風邪が流行る時期だし
新学期が始まってバタバタする時期でもあるので、
両方まとめて「家族の日」を5月に行うようになったそうです。


このイベントは、幼稚園から小学生までの生徒が通う校舎のみで行われました。
学校の規模がどんどん大きくなって、
全校で一つの行事を行うことがなくなってからずいぶん経ちます。
以前は運動会などもあったらしいですが、
幼稚部から高等部まで1300人以上が在籍している今では、難しいようです。




さて、このイベントでは
校内のあちこちにゲームや工作などのコーナーが設置され、
生徒は家族と一緒にそれらを回って楽しみます。
大きなイベントなので、準備や片付けも大変です。

日本では、体育大会や文化祭、そして卒業式まで
学校の大きな行事は生徒が一緒に準備をします。
イスを運んだり、校内の掃除をしたり。
その過程も含めて行事なのだと思います。

ですが、
ブラジルでは基本的に、準備や片付けは先生と清掃職員の仕事。
前日の授業後は、夜遅くまで残って 準備作業でした。


使う教室の飾り付けと掃除、使わない教室の整備など、
前日に一気にやります。



こちらは凧づくりの教室。

竹ひごや糸など、
凧を作るのに必要な道具も
全て準備完了!!






このスペースでは、
黒い色画用紙と
カラーセロファンで
ステンドグラスを作るようです。





わたしは、
折り紙コーナーを担当しました。

 入り口の掲示には、折り紙の説明や作品例などを飾りました。


まだ作りかけの状態ですが…↓






主任のチェックが入ります。
全校舎内を順番に回って
最終点検をしていくのです。
どきどきしました。。。








バタバタと準備をしながら、
やっぱり学校行事は、生徒は参加するだけでなく
企画や準備、片付けまで一緒にできるといいなと思いました。

当日の様子は次回の記事で紹介します!!




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