2011-05-25

学校視察レポート⑧ その1

24日(火)は、
サンパウロ州のスザノにあるセニブラス(スザノ日伯学園)という私立学校を訪れました。
先回のコチア同様、同期ボランティアが派遣されている学校です。
小学校から中学校までの年齢の生徒、約400人が通っています。





こちらの学校は
汎スザノ文化体育農事協会
(アセアス)という団体によって
設立されました。

体育団体が前身というだけあって、
様々なスポーツ施設が整い、
とても広いです。






校舎内に入ると卓球台がずらり。
校長先生は現役の卓球選手だそうです。

始業前や休憩時間には、生徒たちが
我先にとマイラケットを持って集まります。




その様子を見ていると、
遊びの「ピンポン」の感覚ではなく、ちゃんと基礎練習を積んだ「卓球」のフォーム。
週一回の卓球クラブがあり、生徒たちはそこで技を磨いているそうです。






校舎の周りには、広い運動場や
フットサルのコート、野球場まであります。









大きなプールもありました。

ブラジルの学校には
プールが無いのが普通です。








テニスコートは6面も!!
照明も完備です。






アセアスは、1958年の創立当時は会員数も加盟団体も多かったのですが、
日系一世の数が減るとともに、一気に弱体化が進んだそうです。
そして、それに歯止めをかけるために創られたのがこの学校です。

創立5年のまだ新しい学校ですが、
生徒数は急激に増え、食堂や特別教室などの設備がどんどん新しくなっています。






日系団体が本体ということで、
校内には日本語の石碑や表示を
たくさん見かけました。

この学校では、
5年生までは
日本語教育を必須科目として扱っているそう。
生徒たちは普段から
日本語に触れて生活しているのです。








次回、授業の様子を紹介します。










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