2011-05-25

学校視察レポート⑧ その2

前回に引き続き、スザノ日伯学園の様子です。





この学校はとにかく広い!!
体育館も、
わたしの配属先より
ずっと大きかったです。

体育の授業では、
一クラス10人強の人数で
体育館をまるごと使っていました。










外には畑もあります。
レタスやさつま芋、にんじんなどが
植えられていました。

芋掘りも授業で行うそうです。








畑を見学していると、一年生の子どもたちがやって来ました。




レタスの苗を植える授業みたいです。

一人ずつ、
先生から苗を受け取って
畑に植えていました。





日本では、学校でアサガオやヘチマなどを育てる授業は珍しくありません。
でも、ブラジルでは屋外で体験活動ができる学校は少ないです。





受け取った苗を土に植え、
小さな手でそっと土をかぶせる様子が
とてもかわいかったです。












レタスを植えた後は、
畑のすぐそばにある木へ移動。

みかん狩りです。

先生が取ってくれたみかんを
みんなで食べました。









先回の公立学校でバナナの折り紙を作ったとき、
多くの子がバナナの木や葉っぱはどんな形なのか、あまり考えずに描いていました。
よくある木の形を描いて、緑と茶色で塗る子がほとんどでした。
唯一、ある男の子だけが、バナナの葉を他の木と区別して描いていました。

やっぱり、実際に体験したり観察したりする活動を経験していないと、
物事の本質を知らずに、深く考えないままに過ぎてしまうんだなあと思いました。



スザノ日伯学園の充実した施設に感心するとともに、
学校間の差の大きさを改めて感じました。




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