2011-07-27

神秘の宝庫 イースター島②

前回からの続きです。

イースター島には、島の歴史やモアイについての博物館があります。

館内の展示物は、全てスペイン語で表記されていますが
日本語ガイドの最上さんが訳したガイドブックを貸してもらえるので助かります。




小さな建物ですが、
展示内容の充実度は
とても高いです。

展示パネルを読むだけでも
すごく時間かかった!!
久しぶりに
脳みそをフルに使いました。






島に来る前にちょっとだけ下調べをしておいたのですが、
やっぱり実際に来てみると新しい発見がいっぱいで驚きの連続でした。
資料館の内容以外にも、たくさんの「!」がありました。


例えば…
モアイの頭に乗ってるあの赤茶色のは帽子じゃないんです!!



昔、この島の男の人は
髪を伸ばして束ねていましたが、
これは神のパワーが宿ると
考えられていたからだそうです。

モアイの頭に乗ってるのと同じ形だ!!





あの帽子のようなものは「プカオ」と呼ばれ、「髪飾り」という意味なのだそうです。
ちなみに、この島には今でもロンゲの人が多いです。


それから、
食糧不足などが原因で部族間の争いが起きたときは、
下の写真のような洞窟に隠れて生活をしていたということも分かりました!!



この洞窟には
生活に必要なものが
いろいろあります。

バナナ、さつま芋、タロイモなど
食糧となるものだけでなく、
タバコや薬になる植物まで。
調理場やベッドもありました。







 

さらに、
島の伝統料理「ウム」をいただくこともできました!!
電気やガスを使わず、焼いた石の余熱で調理をしたもので、
バナナの葉にいろいろな食材をくるんで蒸し焼き状態にするのです。


 

バナナの葉を開くと、
魚、豚肉、鶏肉、
さつま芋、パンケーキが
入っていました。

味付けはとってもシンプルで
塩と香草のみといった感じ。

素朴ですが
とてもおいしかったです。





一日前に予約してから行ったのですが、
本格的に作るには一週間前から準備が必要なのだとか。
気になる!!
機会があったら絶対に食べてみたいです。




こんな感じで、
歴史も食文化もいろいろ知れて、いい旅でした。

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