少し前、
3年生に日本の昔話を、
4年生に日本のお化けを紹介するという授業の依頼を受けました。資料集めに日本語センターに行ってみると、
貸出用の紙しばいをたくさん発見!!
さっそく借りてみました。まずは日本語の授業で紙しばいをやってみることに。
選んだのは・・・
『のっぺらぼう』のお話です。
日本語クラスの子どもたちは
お化けの話が大好き。
特に口裂け女には
興味津々でした。
小学生のころ、
小泉八雲の『むじな』を読んで、かなりびびったのを覚えています。
確か、『むじな』にはのっぺらぼうが2回出てきますが、
今回の紙しばいは3回です。ちょっとくどい…。
ポルトガル語訳は
KUMONの先生に
添削してもらいました。
ちゃんとしゃべらないと
おもしろさも激減です。
カンペをしっかり仕込んで
何度も練習しました。
本番、あまりうまく語ることができなかったけれど、
子どもたちは大いに盛り上がってくれました。
読み終わったあと、
他のも聞きたいという子もたくさんいました。
紙しばいは、日本の文化や習慣を楽しみながら知ることができていいなと思います。
紙しばいを読み終わったあとは、
前回の授業から学習している
「~があります」を使って
のっぺらぼうの特徴を
確認しました。
めがありません。
はながありません。
くちがありません。
そして
「なにもありません」という
新しい表現を紹介しました。
のっぺらぼうの絵も
それぞれに書きました。
いつもはノートを学校で保管していますが、
この日は多くの子が持って帰りたいと言いました。
家族に見せたいのだそうです。
新しいことを知る喜びと、
誰かに伝えたいという思いは、
何かを勉強する上でとても大切なことだと思います。
これからの授業で、
こういう気持ちを子どもたちがもっと感じてくれるようにしたいです。
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