2011-10-06

地味なニュース 大きな発見

家ではあまりテレビを観ませんが、
たまにニュースを眺めているとおもしろい特集をやっています。


この間は、
サンパウロ市の繁華街を歩いているときにトイレに行きたくなった場合、
タダで使えるそこそこきれいなトイレにすぐ出会えるのか、
というリサーチをやっていました。

日本はトイレのあるコンビニがそこら中にあるし、
公衆トイレもきれいなところが多いと思います。
でも、これって、
世界的に見たらとても珍しいことなのかもしれません。
ブラジルでは、「コンビニ=トイレ」なんて概念はないし、
そもそもコンビニ自体がそんなにありません。
駅などの公衆トイレが有料の場合もしばしば。
そうやって考えると
「タダで誰でも気軽に安全に使える清潔なトイレ」に出会うのは、
難しい問題だったりします。

この番組のリサーチでは、
実際にリポーターが町を歩いてパン屋さんなどの店内をのぞき、
何分ごとに「使えるトイレ」があるかを計っていました。
地味すぎるけど、おもしろかったです。




もう一つ、おもしろいなと思った番組は、
ミニケチャップのリサーチです。

ブラジルには、
総菜パンやコロッケなどに似た軽食を売るお店がたくさんあります。
そこで買い物をすると、
小袋入りのケチャップやマスタード、マヨネーズをつけてくれることが多いです。


 
 ←こんなの。

中には、「これでもかー」ってくらい
何個も渡してくる店員さんもいます。
こっちは濃い味好きの人が多いみたい。
わたし個人としては
何もつけないのが好きなんですが。




で、どんなリサーチ番組だったかというと…。
このケチャップの袋をちゃんと開けるのにどのくらい時間がかかるか、
というびっくりするほど地味な内容です。

番組の内容もびっくりだけど、
このケチャップ、びっくりするくらい開かないんです。。。
わたしも今までいくつあきらめてきたことか。

リポーターが実験した結果、
20袋目でちゃんと素手で開きました 笑
あとの19袋は、ハサミが手元になければゴミ箱行き…。
なんとも切ない気持ちになります。

日本の「こちら側のどこからでも切れます」ってゆうあの「マジックカット」。
すばらしいね。





上に挙げた二例のように、
地味なリサーチでもおもしろい発見はたくさんあります。
日常の発見をスタートにして、
日本とブラジルそして世界に思いを馳せてみたり。

また何か発見したら紹介したいと思います。





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