でも、ここはブラジル。
リベルダージ(東洋人街)には、日本のと同じようなパン屋さんが数軒あります。
焼き立てのパンの香りに満ちた店内を、銀色のトング片手にうろうろするあの幸福感!!
もし人生でもう一回バイトできるチャンスがあるなら、迷わずパン屋を選ぶだろうな。
さて、
ブラジルのパン屋さんは安くておいしいけど、
アンパンやカレーパン、メロンパンなどは普通置いてありません。
さつまいもと黒ゴマのパンもないし、コロッケパンもない。
明太子フランスなんて、もってのほか!!
だから、たまーに
このリベルダージの日本風パン屋さんまで、懐かしい味に会いに行くことがあります。
生地も日本の味に近くて、惣菜パンも菓子パンもたくさんの種類がそろっています。
先週末、
用があってリベルダージに行ったついでに、このパン屋さんへふらっと寄りました。
店内が改装されてて、新商品がいっぱい出てて、
ダイエット中だけど、誘惑に負けて3つも買っちゃった。。。
2個のパンをトレーに乗せてレジに並ぼうとした矢先、
レジ横の「中華まんコーナー」で、あんまんを見てたブラジルの人たちが、
「feijão doce(あずき)入りだって~!! ヘンなの~!!」
と叫んでいるのを聞き、無性に中華まんが愛おしく思えてトレーにお迎えしてしまったのです。
サマータイムが始まったというのに、
雨ばっかりで寒い日が続いているサンパウロ。
あったかい中華まんをほおばると、懐かしさと温かさでいっぱいになりました。
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