2011-10-06

小さな日本文化 後編

日本文化の授業で、おにぎり作りをしました。

炊飯器とお米は、校長先生が持ってきてくださいました。
わたしの家には炊飯器がなく、普段はお鍋で炊いているのです。
でも、たくさん炊くときは、やっぱり炊飯器が便利ですね。


で、
なぜお米も持ってきて
いただく必要があったかというと、
ブラジルのお米はぱらぱらで
おにぎり向きでないからです。

左がブラジルのお米。
右が日本のお米です。

まずはこの違いを生徒に
見せるところから始めました。




いろんなおにぎりを写真で紹介してから、
作り方の説明をしました。
今回は、おかかのふりかけを混ぜ込んだものと
昨日仕込んだツナの具入りの2種類を作ることにしました。





キッチンに入るときは
みんなこの白いキャップをつけます。

生徒たちは、
ごはんが三角になっていく様子に、
じーっと見入っていました。

本当の作り方を見せたくて
わたしは手で握りましたが、
子どもたちにはちょっと難しいです。
そこで、
ラップを使うことにしました。








なかなか三角にならない…。

でも、楽しそうに作っていました。









ごはんと具は
各自好きな量を
ラップに包みます。









それぞれに
いろんな形のおにぎりが
出来上がりました。

この子はきれいな三角に
握ることができました!!







俵型みたいに作った子も。
「家に持って帰ってお父さんに見せる!!」
と言っていました。









こちらは特大。

しかもまん丸!!

性格が出ますね~ ^^;







作ったあとはみんなで試食。
幼稚園の子たちは、食べ終わったあとのラップを次々に見せに来ます。
「全部ちゃんと食べたよ!!」という報告をする習慣になっているのだそう。
かわいかったです。



調理実習は準備も片づけも大変だけど、
文化を体で感じるよい機会になります。
もう一回くらいできるといいかなあ。






さてさて、
今回お世話になった方を
紹介したいと思います。
キッチンの担当アニータさん。
大の仲良しです。

今回、
「ここはあなたの台所よ!!」
と快くキッチンを貸してくださり、
いろいろ手伝ってくださいました。







わたしの置かれている立場では、
一つの活動をするにも必ず誰かの助けを借りないと実現できないので、
こういった人たちの存在は、とてもありがたいものです。


あとどれだけの活動ができるか分かりませんが、
現地職員の方たちの助けを借りながら、頑張りたいです。







2 件のコメント:

  1. はじめまして!Mariと言います。
    19-4、青少年活動でペルーに行ってました。同じく現職参加です。

    実は一週間前から、仕事で3ヶ月間だけサンパウロに来ています。Angélicaさんは、サンパウロのどのあたりに住んでるのですか?私は、Paulista大通りの近くのマンションに住んでいて、Butantãの現地事務所に通っています。

    もし機会があったら、どこかで会えませんか?日系社会青年ボランティアの方との交流はあまりなかったので、興味津々です☆

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  2. Mariさん
    コメントありがとうございます!!
    ペルーいいな。
    3か月限定でサンパウロに来られるってゆうのも
    魅力的ですね(^^♪

    わたしはZona lesteに住んでます。
    ぜひお会いしたいですが、
    このコメ欄を通してだとちょっと難しいかなあ。
    何かイベントでもあればいいんですが。。。

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