2011-11-06

学校視察レポート⑪

昨日、大志万学院という私立学校の文化祭に行って来ました。

この学校は、
日本語学校が併設されていることや、日系人生徒がとても多いことなどから、
以前から見学に行きたかった学校の一つです。
玉川学園の高等部と交換留学もしているそう。






地下鉄Vila Mariana駅から
歩いて15分くらい。
心臓破りの超急な坂を上ったところにあります。
雪がない国でよかった!!


入り口には
「文化祭へようこそ」の
大きな垂れ幕が飾ってありました。
そしてなぜかカバンが4つ。





 


校内に入ると、生け花がずらり。
日本文化を取り入れた作品がたくさん飾られていました。




中でも
書道作品がとても充実していました。

半紙だけじゃなくて条幅まで!!










ひらがなとカタカナの
カルタゲーム。 








百人一首大会もありました。

このグラフを見ると、
多くの生徒が
100首を暗記していることが分かります。

すごすぎ!!







硬筆作品。

相田みつをの詩です。
心にしみます。








日本文化以外の作品もたくさんありました。




レストランをテーマに、
紙を切り貼りして作った作品です。







こちらは
理想の家の間取り図。

ブラジルには家庭科の授業がありませんが、
こうして美術科の中で
食や住居の勉強も兼ねる方法もあるのですね。








お気に入りのおもちゃの絵。

すごくかわいかったです。









粘土のケーキ。

こんな授業があったら
一日中やってても飽きないと思う!!








それから、びっくりしたのはお茶室があったこと。
日本語学校ではお茶の授業もあるそうです。



久しぶりに
畳の上に正座しました。

日本語学校の生徒たちが
一人一人に
お茶を運んでくれます。




お茶菓子は生八つ橋でした!!
ニッキの味はあまり得意じゃないのですが、
この日食べた八つ橋は
間違いなく人生で一番おいしかったです☆

ブラジルでは売ってないので、
特注で用意したそう(@_@;)



教室では、クラスごとに劇がありました。


日本語クラスでは
「ブレーメンの音楽隊」の
オペレッタを見ました。

子や孫が日本語で劇をするのは、
日系人父兄の方にはとても嬉しいことだと思います。






わたしの配属先では考えられないくらい、
日本文化の要素が強い行事でした。
やっぱり、ブラジルの学校はいろいろです。
この学校は、普通の授業の日にもう一度見学したいと思っています。











ボランティアの仲間と。
お茶と八つ橋と畳が織りなす
癒しの空間!!




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