2011-12-26

長靴をはいた猫

先日、『Gato de Botas』(長靴をはいた猫)という映画を観てきました。

最近あまり映画を観ていなかったので、
この夏休みに何本か観たいなと密かに計画しています。




この作品はDreamWorksの長編アニメで、『シュレック』からのスピンオフ作品です。
長靴をはいたネコくんが、『ジャックと豆の木』の豆を悪い巨人から奪い、
信じていた旧友ハンプティの裏切りも乗り越え、相棒キティと共に
恩師や街の人たちを救うというストーリーです。





人生初、3Dで観ました。

もっと酔うかと思ったけど
意外と平気でした。






3Dの映像は確かに迫力があったけれど、
それによってストーリーの薄っぺらさをごまかしている感じがしたなあ。
観終わった後、なんかスッキリしないです。

CGアニメが普及してから、
映像の質とかアングルとかはどんどんレベルアップしてるけど、
一番大事な内容がイマイチっていう残念な結果になってる気が…。
スピルバーグが監督を務めた『タンタン』も、きっとそんな感じなんだろうと思う。




『シュレック』シリーズもそうだったけど、DreamWorks作品はちょっと苦手です。
本気で笑えたり泣けたりするシーンがないし。
あの作品が公開された当時、
「ブラックなアメリカンジョークが満載」みたいな評価が多く、
それを読んで「アメリカ人に生まれなくてよかった」と思った記憶があります。

子どもに観てほしくないタイプの映画かも。




そう、「子どもに観てほしくない」と言えば、今回おもしろい発見をしました。



映画館のプログラム。

一番右の黄色や赤の枠の中に、
見にくいけど数字があります。

そう、年齢制限です。

ブラジルでは、10歳、12歳、14歳
16歳、18歳と、日本に比べて
細かい年齢制限があります。






日本では、少し前に「PG12」ができたと思うのですが、
調べてみたら、先進国の中で日本の年齢制限はとても緩いものだと分かりました。

作品自体の表現の自由は認められるべきだけれど、
子どもが見る作品はもっと大人が制限してもいいのでは、というのが個人的意見です。





ネコに対してさんざん良くないことを書きましたが、
わたしのポル語力だとアニメぐらいがちょうどいいので、聴解の勉強にはなりました。
『ミッションインポッシブル4』も観たいけど、理解できるか微妙なところ…。


この『長靴をはいた猫』は、日本では3月に公開されるそうです。

ポルトガル語だと、7割くらいしか理解できないし、
今回のネコくんはなぜかスペイン語もいっぱい話していたので、
日本語でもう一回観直してもおもしろいかもと思っています。
(スペイン語はポルトガル語とよく似ていますが、3割くらいしか分かりません。。。)


しかも、日本語の吹き替えは大好きな竹中直人がネコの声です!!
いい声!!
日本に帰ってからの楽しみが、また一つ増えました♪



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