「全国大学生サンパウロ研修発表会」という催しがありました。
「全国」というタイトルの通り、会議室には、
ブラジル各地から日本語を学習している大学生たちが集まっていました。
彼らは約一週間の間サンパウロに滞在し、
その間に日本人にインタビューしたりリベルダージ地区(東洋人街)を取材したそうです。
そして今日は、この一週間で学んだことを発表する日でした。
感想を先に言うと、
めっちゃよかったです!!
感動しました。思わず涙が出そうになるくらい。
ブラジリアやリオデジャネイロといった比較的近い地域からだけでなく、
北はフォルタレーザやナタウ、南はリオグランジドスウまで、
本当にブラジル全土から集まってきた学生さんたち。
日本で言うと北海道から沖縄までってことですが、
ただでさえブラジルは日本の23倍もあるので、移動距離は相当です。
サンパウロに初めて来たという学生さんももちろんいました。
サンパウロには日系人も日本からの駐在員もたくさんいますが、
参加した学生さんの地元の多くには、日本語を話す人がほとんどいません。
つまり、
日本語を勉強して「話してみたいな」と思っても、使う機会があまりないのです。
参加者のほとんどは非日系人だったので、家庭でも使うことはありません。
彼らは、インターネットを使ったり日本のドラマを観たりして、
生の日本語に触れる機会を作るために努力しているそうです。
発表はすべて日本語で行われましたが、
準備期間の短さと緊張もあって、
やっぱりたどたどしいし、決して上手な日本語と言えるものではありませんでした。
でも、
頑張って日本語で伝えようとする彼らの姿に、思わず目頭が熱くなりました。
わたしの母国語をこんなに一生懸命勉強して話そうとしている学生がいるんだ!!
と感動しました。
それから、
初めてリベルダージに行って鳥居や日本風の橋を見たこと、
和菓子や納豆を食べたこと、日本語の本が置いてある本屋さんに行ったことなどを、
本当に嬉しそうに話していたのも印象深いです。
「マンガの中でしか見たことがなかった『タコ焼き』を生で見た!!」 とか、
「図書館で漢字がいっぱいの難しい本をもらって、
今は読めないけど、もっと勉強するから10年後には読めるようになってると思う」とか、
彼らの発表を聞いていると、
日本語や日本文化にとても興味をもっているんだなと伝わってきます。
嬉しいなと思います ^^
自分にとっては当たり前になっていることも、
こうした視点を通してみると、すごく新鮮なものに感じられます。
「お弁当」について調べた女の子。
お弁当も日本文化の一つです。
子ども用はかわいくて、
女性用はカロリー控えめで、
男性用はお肉のおかずが多いと
発表していました。
仏壇についての発表もありました。
日本人からすれば、
サンパウロに仏壇店が
いくつもあるということに
驚きですよね。。。
彼は日本酒に関する発表です。
原料となるお米の種類や
飲み方について話していました。
日本酒に興味があるそうですが、
高いので大学生には買えないと
残念がっていました ><
本当によい発表会でした(^^)
ブラジルで生のブラジル文化に触れたり生のポルトガル語を話せるのも、
あと2か月を切っています。
下手でも間違ってても、ここにいられる間になるべくたくさん話したいし、
できるだけ多くのブラジル文化をこの目で見たいと思います。
こんばんわ☆
返信削除本多由実です(^.^)
元気ですか?
私は高校も無事に決まり、沢山遊んじゃってます笑
もうすぐ帰ってくるんですよね!?
すごく楽しみに」してます(*^_^*)
由実さん
返信削除久しぶり!!
コメントありがとう。
そして、高校合格おめでとう☆
受験のときは緊張した?
中学校での思い出、いっぱいつくってね。