今日、日本語の特別授業を行いました。
日本語授業は12月に締めたのですが、
今回、日本のJICA本部から取材が来るということで、急きょクラスを再結成しました。
しかも、スペシャルゲストが授業に参加してくれることに!! 緊張する~ ><
このゲストについてはまた後で触れます。
さて、
何をしようかいろいろ考えた結果、漢字に親しむ活動を選びました。
ブラジルには漢字グッズがたくさんあって、漢字のタトゥを入れている人も多いです。
子どもたちも漢字を「かっこいい!」と思っています。
夏休み明けで、習ったことも忘れてるだろうし
楽しみながら日本に興味を持ってもらえる内容がいいと思ったので、
色紙をちぎって漢字を作る活動をすることにしました。
導入部分で見せた紙。
小学校で習う漢字を
並べてあります。
日本の子どもは
1000以上の字を6年間で習うの!?
生徒たちはびっくりしていました。
よしよし、いい反応だ ^^
どの字を紹介しようか迷いましたが、
生徒一人一人に漢字を1字ずつプレゼントすることにしました。
どうやって字を選んだかというと・・・・・・。
名前です。
名前の中の一音節をとって、さらにその子の性格に合う字を選びました。
そして、
その漢字の他の読み方や意味と熟語を紹介したプリントを作りました。
例えば、「直」という字だったら、
「なお」「ちょく」「じき」などの
読み方があります。
(音訓を全部書くとややこしいので、
よく使うものを抜粋しました)
そして、
この子のキャラクターから連想する
「正直」や「素直」などの熟語を
ポル語訳とともに載せてあります。
さあ、
字を紹介した後は、作品作りです。
色の名前は昨年学習済み。
フラッシュカードで軽く復習すると、多くの子が思い出してくれたみたいでよかった(*^^)v
復習の後、
どの色で作りたいかを日本語で言えた生徒から順番に色紙を渡していきました。
作品例を少し紹介します。
※今回はカメラが入るということで事前に保護者の許可を得ているので、画像を載せます☆
ジョアォンくん。
号令や黒板消しなど、
いつもお手伝いをしてくれます。
イザベリさん。
アイディアが豊かで、
しっかりした意見を言います。
ケンジくん。
スポーツが好きで、
授業をほとんど休みません。
そして・・・・・・
歌手の川嶋あいさん!!
そう。スペシャルゲストは彼女です。
本名である「愛」という漢字を
子どもたちと一緒に作ってくれました。
彼女は、「なんとかしなきゃ!プロジェクト」の著名人メンバーの一人です。
このプロジェクトは、主に発展途上国への国際協力・支援を促進するもので、
タレント、歌手、スポーツ選手など、多くの著名人が参加しています。
( 詳しくはコチラ→ http://nantokashinakya.jp/ )
限られた時間内に終わるかドキドキしていましたが、
無事に全員が作品づくりを終えることができました。
授業後、あいさんが一人一人の作品にサインをしてくれました。
彼女が使ったペンの持ち主は、「このペンは絶対に筆箱にしまわない!!」と
大事そうに手で持って帰りました(笑)
そして、取材グループが帰られた後、少し話をして終わりのあいさつをすることに。
先述のジョアォンくんが、「号令係をやりたい」と前に出てきてくれました。
「助」の一文字が彼の長所を応援してくれたのだとしたら、とてもうれしいです。
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