カラオケは好きだけど、
大勢の人が見ている前で衣装を着て歌うのは初めてで
ここ一週間ずっと緊張してました!!
歌ったのは、アンジェラ・アキの『手紙』です。
演歌を歌う方が多いのですが、わたしは演歌が歌えない…。
この曲はNHK合唱コンクールの課題曲で「紅白」や「みんなのうた」でも流れたし
(ブラジルではNHKを受信している家庭がけっこうあるのです)、
何より日本の生徒たちとの思い出がつまった歌だからという理由で決めました。
後で知ったのですが、楽譜はMiyaさんが耳コピで書いてくださったそうです。
本っっ当に、ありがとうございます!!
さて、今回の演奏は原曲よりもゆっくりのテンポなので、声を伸ばすのが大変。
前回の練習で撮ったビデオを見ながら、空いた時間にイメトレしたり
気休め程度の無駄な腹筋運動をしたりして、当日を迎えました。
ですが、今回はバンドの生演奏に合わせて歌うナマオケ大会。
生身の人間が生身の人間の演奏に合わせて歌うのだから、
当然ハプニングはつきものです。
わたしの番がきて、前奏が始まると・・・ Nossa nossa nossaーーー!!!
練習の1.7倍くらいの速さ!!原曲よりも速いです。
一旦止めてもう一度初めからやり直そうという考えがちらっと頭をよぎりましたが、
何とかなるかなと開き直ってそのまま歌い出しました。
ものすごくあせって頭の中は真っ白になり
みごとに歌詞を間違えたり声が上ずったりと大変なことになりました。
でも、たくさんの人たちが盛り上げてくれてすごく楽しかったです♪♫
「楽しむ」ということに関して、ブラジルの人たちは上手だなと思います。
それに、アップテンポの『手紙』もけっこういいなぁと思いました。
こんな感じです。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
今日は126人のエントリーがあり、中には小さい子どもの部門もありました。
小学生くらいの子たちが「荒城の月」や「てのひらをたいように」を歌いました。
日本語を話せない子たちがすごく上手に日本の唱歌や童謡を歌うのを聞いて
なんだかものすごく感動しました。
終わってみて、うまくいかないことばかりだったけれど、また次も来たいなと思う会でした。

そして
今回の大会で一番びっくりしたのは
この方の衣装!!
数々の大会に出場していて
すごく貫禄があります。
ドレスに電飾が仕込まれていて
小林幸子ばりの迫力!! オーラが出てます。
衣装だけでなく、歌も超すごかったです。
ナマオケは年1回だけれど、他のカラオケ大会はかなり頻繁にあるそうです。
仕事のいい気分転換になるし、日系社会について知ることもできる。
ブラジルに来て日本の演歌を習うのは不思議な話だとは思いますが、
今、カラオケ教室に通おうかどうしようか迷い中です。